◆米大リーグ ブルージェイズ5―1タイガース(16日、カナダ、トロント=ロジャーズセンター) 

 ブルージェイズの岡本和真内野手(30)は本拠のタイガース戦に「5番・三塁」で先発。3打数無安打、1得点1三振1四球と6試合ぶりのノーヒットに終わったが、四球で出塁した4回に犠飛で同点のホームを踏むなど逆転勝利に貢献した。

打率は2割3割5分となった。ブ軍はタイガース戦の3連敗を回避。ホワイトソックスに勝利したガーディアンズが中地区首位に浮上し、ブ軍はワイルドカード第3枠のホワイトソックスをゲーム差「1・5」で追う形となった。

 

 この日は初回に味方がABSチャレンジに失敗。残るチャレンジ権は1回と、序盤から制限のかかる戦いとなった。岡本の初回見逃し三振は、そのあおりを受けた形となった。ボールカウント2―2からの5球目は、チャレンジすれば、覆ったはずの低めへのスライダー。だが、無理はできない状況下で、チャレンジを自重した。

 

 第2打席は2球で2ストライクに追い込まれたが、スライダーをファウルしながらカウントを立て直した岡本。8球粘ってしぶとく四球を選ぶと、スミスの右翼線二塁打で三進。続くクレメントの中犠飛は、飛距離287ヤード(87メートル)と決して十分ではなかったが、同点のホームに滑り込んだ。

 ABSチャレンジをなかなか使えない状況で試合は展開したが、5―1で迎えた9回2死一、二塁、マゴニグルがフルカウントからの6球目がボールと判定されたところで、この日2回目のチャレンジを要求。

これが、見事に成功して、見逃し三振で試合終了となった。試合後、シュナイダー監督は「早い段階で1個(の権利)を失うと皆が多少動揺する。最初のジョージ(スプリンガー)とカズ(岡本)の打席では、影響があったと思う。試合が進むに従って、必要なら使おうと指示は出していた。でも、最後まで1個とっておいたことでそれが大きな成果になった。最初と最後に(捕手の)バレンズエラが(ABSチャレンジを使って)締めくくった感じ。ブックエンドのようにね」と安どの表情で振り返った。

 試合後チームは一路、テキサスーボルティモアの今季最終遠征へ。岡本らルーキーは、カウボーイ姿の仮装でバスに乗り込んだ。試合のない17日を挟み、レンジャーズとのワイルドカード第3枠を巡る直接対決を迎える。

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