◆米大リーグ レッズ―ドジャース(17日、米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク)

 ドジャースが17日(日本時間18日)、敵地のレッズ戦に快勝し、5年連続のナ・リーグ西地区優勝を決めた。13年からの14年間で地区優勝を逃したのは1ゲーム差の2位だった21年の1度だけと黄金時代まっただ中。

ナ・リーグの球団では史上初となるワールドシリーズ3連覇を狙う。

 今後はまず、地区優勝をしたリーグの3チームで勝率上位2チームに与えられるワイルドカードシリーズ免除の切符を狙うことになる。24年はリーグ最高勝率を残して地区シリーズから頂点に上り、昨季はワイルドカードシリーズから突破。ワイルドカードシリーズ第3戦の2日後に地区シリーズ初戦を迎えることを考慮すると、先発投手の起用法などに影響が出る。レギュラーシーズンの残りも決して消化試合とはならない。

 ポストシーズン(PS)に進出するチームが2連覇中のドジャースを止めるため、「打倒・ドジャース」で挑んでくることは間違いない。ナ・リーグでは現時点でブルワーズ、ブレーブス、フィリーズ、カブス、パドレスのPS進出が濃厚。どのチームも手ごわい。

 ブルワーズはスター選手こそ不在だが先発史上最速169キロ超のミジオロウスキーを擁してチーム力が高く、昨季もリーグ優勝決定シリーズまで進出したが0勝4敗で敗退。ドジャースへのリベンジに燃えている。好選手のそろうブレーブス、本塁打王有力なシュワバーらがいるフィリーズはドジャースに対抗できるだけの戦力は整っている。鈴木誠也今永昇太が所属するカブス、松井裕樹が所属するパドレスは勢いに乗ったら止められない強さを見せる。

 ワールドシリーズに進出した場合には、ア・リーグの強敵と対戦する。24年はヤンキース、25年はブルージェイズを撃破。今季はレイズ、ヤンキース、レッドソックス、ブルージェイズの東地区勢に加え、村上が加入したホワイトソックスや今井が加入したアストロズも虎視眈々と突破を狙っている。

 本来の力を発揮すれば、ドジャースが戦力、経験値ともに有利とみられる。先発は山本、スクバル、グラスノーがそろうが、スネルが16日(同17日)に左股関節の張りで緊急降板。アクシデントに見舞われた。攻撃陣と救援陣にもやや不安が残る。打線は大谷、パヘスが負傷者リスト(IL)に入って離脱中。フリーマンも右膝痛を抱えて万全ではない。リリーフはディアスがメジャー復帰間近だが不安は残り、スコットも安定感を欠き、勝利の方程式が確立できていない。リリーフに回る可能性のある朗希らも含め、故障者の復調がカギになりそうだ。

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