◆JERAセ・リーグ 巨人3―2ヤクルト(20日・東京ドーム)

 巨人がヤクルトに勝ち、3連勝で暫定首位に浮上した。1点を追う7回2死満塁で泉口友汰内野手が逆転2点二塁打を放ち、試合を決めた。

阪神はナイターのため、巨人は試合終了時点で暫定首位に浮上。阪神がDeNAに敗れれば、正真正銘、7月25日以来となる単独首位に浮上し、自力優勝が復活する。

 つないで、つないでたぐり寄せた勝利だった。1点を追う7回、4番手の阪口から1死で佐々木、代打・丸、松本の3者連続四球をとり、満塁。吉川は二ゴロで三塁走者・佐々木は本塁憤死となったが、吉川は一塁へヘッドスライディングでセーフ。執念を見せて併殺を回避し、2死満塁とした。続く泉口が左中間へ2点二塁打を放ち逆転に成功。東京ドームにはジャイアンツファンの大歓声が響き渡った。

 前日19日の中日戦(東京ドーム)では今季最多の14得点。今日も勢いに乗っていきたい巨人打線は、相手先発・高橋を今季2戦2勝と得意としている相手だった。だが、5回までわずか2安打に抑え込まれ無得点行進。2点ビハインドの6回2死、一、二塁でダルベックが「いいところに飛んでくれました」と、詰まりながらも一塁後方へ落ちる右前打で1点を返し、反撃の準備を整えた。

 先発の小笠原は、3回まで無安打無失点の好投。0―0の4回2死、2ボールからオスナに対し真ん中に入った直球を左中間へ放り込まれ、先制点を献上し、1点ビハインドの6回1死から増田、長岡に連打を浴び、オスナを迎えるところで降板。堀田にスイッチしたが、オスナに四球を与え満塁となり、サンタナに犠飛を許し失点。5回1/3を93球4安打2失点だった。

 打線の援護を待ちつつ、堀田、中川ら中継ぎ陣が無失点継投。8回の逆転劇につなげ、最後は守護神・マルティネスが試合を締め3年連続40セーブをマークした。今季のヤクルト戦勝ち越しも決めた。接戦を制し、この時点で首位阪神を上回り、暫定首位に浮上。チームは22日からマツダで広島4連戦に臨む。残り9試合。逆転優勝の機運が高まってきた。

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