◆米大リーグ レンジャーズ2―7ブルージェイズ(20日、米テキサス州アーリントン=グローブライフフィールド)

 ブルージェイズ・岡本和真内野手(30)が20日(日本時間21日)、ポストシーズン(PS)進出へ負けられない敵地・レンジャーズ戦に「4番・三塁」に先発出場。サイ・ヤング賞2度の難敵から決勝打を放つなど、5打数1安打1打点でチームの連敗を「2」で止めることに大きく貢献した。

 レ軍先発は18、19年と2度のサイ・ヤング賞を誇るデグロムだった。昨季見事な復活を果たし、今季もすでに2年連続の2ケタ勝利を達成している右腕は試合前の時点でリーグ10位タイの11勝、同6位タイの194奪三振と好調。この日、6試合ぶりの4番起用となった岡本はその難敵と初対戦だった。2打席凡退で迎えた2―2の5回1死一、三塁の第3打席。1ボールから2球目のスライダーを打球速度102・7マイル(約165・3キロ)で打ち返し、決勝の中前適時打。5試合ぶりの今季89打点目は値千金の一打となった。

 前年ア・リーグ覇者のブ軍は2年連続PS進出に向け、ワイルドカード3枠目圏内のホワイトソックスとは3ゲーム差(19日終了時点)となっていたが、現時点で2・5ゲーム差とした。リリーフ投手でつなぐ「ブルペンデー」で首の皮一枚つながったブルージェイズ。勝利の立役者は岡本だった。

 33本塁打、89打点は新人ながら堂々のチーム2冠。この日、主砲のゲレロが左腰の張りのため4回の守備から退いた影響で岡本は三塁、一塁、三塁と守備位置を変えながらも柔軟な対応力を示した。泣いても笑っても、レギュラーシーズンは残り6試合。

奇跡のPS進出には21日(同22日)以降も勝ち続けるしかない。

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