◆プロレスリング・ノア「N‐1VICTORY 2026」(4日、東京・国立代々木競技場第2体育館)

 プロレスリング・ノアは4日、代々木第2体育館大会で「N‐1VICTORY 2026」優勝決定戦を開催した。

 第4試合終了後に谷口周平がリング上で現役引退を発表した。

谷口は、5月から長期欠場していることをファンに謝罪し「私ごとですが、谷口周平は引退を決意しました」と発表した。

 客席がどよめきに包まれるなか、デビューから「ノアのリングでプロレスラーとして歩んできた約21年間、うれしいこと悔しいこと、苦しいこともたくさんありましたが、すべてがかけがえのない時間だったと思います」と明かし「ここまでプロレスを続けてこれたのも応援してくださったファンのみなさまが支えてくださったおかげです」と絶句し「本当にありがとうございました」と声を震わせた。引退試合については5日に開く記者会見で明かすという。

 谷口は、1976年10月18日、鳥取・倉吉市生まれの50歳。倉吉工、徳山大でレスリング部に所属。卒業後は自衛隊に入隊しレスリングを続け、国体で3度優勝した。2005年にプロレスリング・ノアに入団し同年12月24日のディファ有明大会でデビューした。

 当初は、アマ時代の実績を活かし、正統派スタイルを貫くも2012年には、覆面レスラー「マイバッハ谷口」に変貌し暴走。同年10月8日に横浜文化体育館でKENTAとのタッグでGHCタッグを初奪取した。

 2017年には長井満也と「HOOLIGANS」を結成した。2019年5月、本名の谷口周平に戻し、清宮海斗との共闘を開始。2021年から2022年まではファンキーエクスプレスの一員として「キング・タニー」として活動。

以降は再び本名に戻し、活動を継続。2023年には鈴木秀樹、サクソン・ハックスリー、ティモシー・サッチャーとともにユニット「REAL」を結成するなどデビューからノア一筋で方舟マットを支えてきた。身長182センチ、体重105キロ。得意技はワイバーンキャッチ、顔面蹴り。

 バックステージでは引退試合を「2試合」行うことを明かした。引退の理由を両足首の「変形関節症」で昨年末からは私生活にも支障を来すほど悪化したため決意したことを打ち明けた。ノア一筋のプロレス人生に「ノア入門した時からプロレスをするのはノアだけと思っていたので、そこはまっとうできた」とかみしめていた。

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