ジュニアボクサーの全国大会「井上尚弥杯 JCL(ジュニアチャンピオンズリーグ)全国大会」が4日、後楽園ホールで行われ、U―15男子50キロ級で蛭子蓮(14)=大橋=が中島代尊(KWORLD3)を3―0の判定で下し、昨年のJCL・U―15男子45キロ級に続き2年連続優勝を果たした。

 サウスポーの蛭子は、ロングレンジから左を好打。

3回にはワンツーでダウンを奪った。「中学生最後の試合だったので、勝てて良かった」とチャンピオンベルトを肩にかけて喜びを語った。

 今大会から「井上尚弥杯」と統合され、「井上尚弥杯 JCL全国大会」として開催された。ジムの大先輩の名前を冠した大会で、この日ジムからはただ一人の出場だった。それだけに「負けちゃったら責任があるかなと思って、プレッシャーもあったが、勝てて良かった」と安堵の表情。井上尚弥には、ジムでミットを持ってもらったこともあるという。

 幼稚園の頃から、兄・駿とともに、大橋ジムに通っている。自宅では、横浜光ジムの練習生だった父・傑(まさる)さんとも練習している。興国高2年の兄・駿もJCLで優勝しており、昨年の選抜準優勝、今夏の総体3位などの成績を残している。

 憧れのボクサーは、五輪2連覇を果たした元2階級制覇王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)。「みんなに知ってもらえるような選手になりたい。目標は、お兄ちゃんと一緒に世界チャンピオンになること」と目を輝かせた。

 またU―15男子37・5キロ級では、IBF世界フライ級王者の矢吹正道(34)=緑=の長男で、24年にU―12で日本一になった佐藤克羽(かつば、中学1年)が出場したが、0―3の判定負け。セコンドについた矢吹は「いいパンチは当てていたが、結果が出てしまった以上、仕方がない。頑張ったと思います」と健闘をたたえた。

 高1の長女・夢月(ゆづき)は、昨年までJCLで4年連続優勝。今夏の高校総体女子ライトフライ級を1年生で制覇した。「どんどんこういう大会で実績・実力をつけていって、後々また娘みたいにインターハイ優勝とかを目指してほしいと思います」と子どもたちの今後の活躍に期待を寄せた。

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