ドジャース・大谷翔平投手(32)が13日(日本時間14日)、本拠地のドジャースタジアムで会見に出席した。

 これまでにない打撃不振に陥っている大谷について、ベッツが「見ているのはつらいが、彼は向き合っているし、(不調から)抜け出してくれることを願っている。

知っての通り、彼が努力しているのは俺たちも分かっている。俺たちには間違いなく彼が必要だ」と話すなど、同僚も復活を信じている。そんな声を聞いた大谷は「みんなそうだと思うけど、信じてくれる人のために頑張りたいなと思うものだと思うので、そういう人たちがいるうちはもちろん頑張りたいなと思っていますし、そこに全力で取り組みたいなと思っています」と語った。

 大谷は9月に右上腕二頭筋、左膝などのコンディション不良のため負傷者リスト(IL)入り。レギュラーシーズン最後の5試合で復帰してポストシーズン(PS)に間に合わせた。だが、PSに入ってからも調子が上向かず、ここまで6試合で20打数3安打の打率1割5分。いまだに長打も打点もなく、本塁打は8月18日(同19日)の敵地・ロッキーズ戦で30号を放ってからメジャー移籍後ワーストの110打席出ていない。

 「打てる、打てない、抑える、抑えられないというのは相手のいることでもあるのでもちろんどうしようもない時もある。できないことはあると思いますけど、例えば三塁に僕がいて得点したシーンもそうですけど、相手がエラーするかどうかが分からない、そういう時にしっかりそれに備えておく。昨日のけん制の悪送球もそうですけど、そういうささいなこと、誰でもできることが一番短期決戦においては大事だと思っているので、いつ何が起きてもいいような準備をまずはしたいなと思います」と前を向いた。

 前日12日(同13日)のナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦では4打数無安打2三振で今PS6試合目の出場で初めて出塁すらなかった。試合前には2試合連続でフリー打撃を行うなど、復調のきっかけをつかむために試行錯誤しているが、バットを振り切れないスイングや、ハーフスイングでバットを止めきれずにバットが手から離れる珍しいシーンが見られるなど、コンディションが万全ではないようだった。

打順も地区シリーズ第3戦からは5番、4番となり、ドジャース移籍後3年目で初めて3番以下の打順になっている。

 24、25年はワールドシリーズを2年連続で制したドジャースだったが、ナ・リーグの球団史上初となるワールドシリーズ3連覇へは、0勝2敗と厳しい状況に追い込まれた。24年以降のポストシーズンで2勝を先行されたのは初めてだ。第2戦では3安打に終わったドジャース打線。ギリギリのコンディションで打席に立っているだろう大谷の状態が上向くことを祈るしかない。

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