◆米大リーグ ワールドシリーズ第2戦 ブルワーズ5―4レイズ(24日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)

 ワールドシリーズ第2戦は、ブルワーズが本拠で初回4失点から粘り強く逆転し5―4で2連勝とした。

 今年はブルワーズが44年ぶりにワールドシリーズ(WS)で戦っている。

1982年はカージナルスに敵地で2連敗から本拠ミルウォーキーで3連勝と王手をかけたが、敵地で再び連敗して世界一に届かなかった。

 現在アトランタに本拠を置くブレーブスが、ミルウォーキーに本拠を置いていた1957、58年、いずれも第7戦までもつれ込んでいた。つまり、過去3度のミルウォーキーでのシリーズは3勝3敗の大激戦だったのだ。

 当時の主軸は歴代2位の通算755本塁打したハンク・アーロン。相手は1950~56年の7年間で6度リーグ優勝、うち5度世界一となった強豪ヤンキースだった。

 1957年のヒーローは、同年レギュラーシーズンで17勝したブレーブスの右腕ルー・バーデット。2、5、7戦と3度先発しすべて一人で投げきって、5戦に続き3勝3敗で迎えた第7戦も中2日ながら完封勝ちの大黒柱ぶりでミルウォーキーに初のチャンピオンフラッグをもたらした。

 2年連続同じ顔合わせとなった翌年はブレーブスが第4戦までに3勝1敗と王手をかけた。しかし、過去2年連続シリーズ敗退は1921、1922年と1度しかなかったヤンキースが意地を見せ3連勝。6、7戦はブレーブスの本拠でともに終盤まで同点のタイトな試合だった。

 第6戦は延長10回にヤンキースが2点を勝ち越し、その裏1点を許しなおも2死一、三塁でフランク・トーリ(ジョー・トーリの兄)の打球が二塁ライナーとなってゲームセット。翌日は第7戦は2―2の8回、前年のヒーロー、バーデットからエルストン・ハワードが勝ち越し打、続くビル・スコーロンが3ランを叩き込んでヤンキースが雪辱を果たした。

 今年のシリーズは過去3度のようにミルウォーキーのファンを第7戦まで熱狂させてくれるだろうか。

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