◆米大リーグ ワールドシリーズ第5戦 レイズ1―4ブルワーズ(28日、米フロリダ州セントピーターズバーグ=トロピカーナフィールド)

 3勝1敗で王手をかけていたブルワーズがレイズを下し、創立58年目で初の世界一に上り詰めた。ミルウォーキー市のチームがワールドチャンピオンになるのは、現在アトランタに本拠を置くブレーブスがミルウォーキーに本拠を置いていた1957年当時、ヤンキースを4勝3敗で下して以来69年ぶり2度目となった。

 ブルワーズの球団の歴史は1969年MLBの球団拡張でシアトル・パイロッツとしてア・リーグ西地区への参入から始まった。しかし、経営難のため、ブレーブスのアトランタ移転で空白となっていたミルウォーキーが名乗りを上げ、わずか1年で移転しブルワーズと愛称も変更した。1982年R・ヨーント、P・モリターと後に殿堂入りする内野手ら強打で初のリーグ優勝。1998年にナ・リーグに移った。2001年開閉式屋根を持つミラーパーク(現アメリカンファミリーフィールド)完成で観客動員も増え、最近4年連続地区優勝するなど2018年以降9年間で8度ポストシーズン進出の強豪となった。

 在籍した日本人選手は1999年の野茂英雄から2013年までの青木宣親外野手まで計6人。16年からブルワーズのベンチコーチを務め、24年から指揮を執るのは、P・マーフィー監督(67)。24、25年と2年連続でナショナル・リーグ最優秀監督賞を受賞している。

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