元IBF世界バンタム級王者・西田凌佑(六島)が2日、大阪市内の所属ジムで会見し、現役続行を表明した。西田は「まずは現役は続ける方向」とした上で、「ケガもあり、そのケガ次第でこのまま引退になる可能性もある。

(ケガとは)ヘルニアをもっている。座骨神経痛があり、それが原因で自分の力が出せていない」と明かした。

 西田は9月に東京で行われたIBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦に出場し、サム・グッドマン(オーストラリア)に判定負け。世界2階級制覇を逃し、試合直後は進退を保留していた。西田は「やっぱり世界王者になりたい。グッドマン選手に、やり返したい。体さえついてくれば、気持ちはやりたい」とケガの不安を抱えながらも、再び世界王座獲得へと動き出す。

 ◆西田 凌佑(にしだ・りょうすけ)1996年8月7日、奈良・香芝市生まれ。30歳。香芝中では陸上長距離選手。王寺工でボクシングを始め、3年時に国体フライ級優勝。近大時代を含めアマ通算37勝16敗。

2019年10月、タイでプロデビュー。24年5月にエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を破り、IBF世界バンタム級王者に。1度防衛後の25年6月、WBC世界同級王者・中谷潤人(M・T)との2団体王座統一戦でプロ初黒星を喫し陥落。プロ通算11勝(2KO)2敗。身長170センチ、右利きの左ボクサーファイター。家族は妻で近大ボクシング部同期の元アマ全日本女子王者・沙捺さんと2女。

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