京都国際(京都1位)が決勝で明石商(兵庫2位)に勝利し、初優勝を飾った。1年生左腕の末永桜雅が5回を1安打1失点と好投。

サイド右腕のエース・越沼優悟(2年)が継投し、強打の明石商打線を抑えた。京都国際は明治神宮大会(19日開幕)に出場。創志学園(岡山)―北海(北海道)の勝者と21日の2回戦で対戦する。

 京都国際が初めて秋の近畿大会を制した。越沼が最後の打者を三振に仕留めガッツポーズ。ナインが駆け寄り歓喜の輪ができた。

 先発を任されたのは1年生の末永。決勝での抜てきにも「緊張はなかった。自分の持ち味を出すだけ」と小牧憲継監督(43)の思いを意気に感じて腕を振った。初回、プロ注目の強打者で今大会も2本塁打を放っている明石商の大塚弥(あまね・2年)に同点打を浴びるも「完璧に打たれたけれど、1点OKだったので切り替えられました」。許した安打はこの1本だけ。5回まで84球を投げ、最速145キロをマークした。

 24年夏に日本一に輝くも26年は春夏とも甲子園出場を逃した。新チームでは、引退した3年生が練習を手伝った。末永は、中日にドラフト5位指名された左腕・西田櫂史(3年)から、マウンドさばきやピンチの場面では深呼吸をすることなどを教わった。「西田さんは打撃投手もしてくれた。恩返ししたかった」。先輩たちの思いを背負い、近畿大会制覇を成し遂げた。

 明治神宮大会へ向けて指揮官は「近畿を代表して行くのだから(優勝して)神宮枠をもぎ取ってこられるように頑張りたいです」と高らかに宣言。近畿勢の強さを見せつけて、センバツ出場校1枠増を目指す。

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