高岡と射水を結ぶ “万葉線”に20年ぶりの新型車両!新型低床...の画像はこちら >>

富山県の高岡市と射水市を結ぶ路面電車「万葉線」で、新しい低床車両が導入されることになりました。現在走っている低床車両「アイトラム」全6編成を順次更新するもので、2027年度から2032年度にかけて導入されます。


現在走っているMLRV1000形は2004年から営業運転を始め、6編成が導入されました。万葉線によりますと、現在のアイトラムは導入から20年以上がたち、部品の交換費用や調達面で課題が出ているということです。IC回路部品の製造終了などもあり、今後の車両維持を見据えて、新型車両へ更新します。

オレンジとクリーム色の「新型車両」は車内通路幅が9センチ広く

新型車両は、3つの車体をつないだ連接車です。長さは16.5メートル、幅は2.4メートルで、定員は74人、このうち座席は30人です。床の低い部分が車内全体に広がる100%低床車両で、バリアフリーに対応した車両としています。

車内の通路幅は、現在の車両より約9センチ広い82センチとします。座席は、足元の空間を広げたロングシートを増やすほか、1人分の幅を確保したクロスシートも設けます。

高岡と射水を結ぶ “万葉線”に20年ぶりの新型車両!新型低床車両「アイトラム」全6編成を2027年度から順次更新
車両仕様

外観は、オレンジとクリーム色を組み合わせたデザインです。万葉線は、万葉集ゆかりの地域性を踏まえ、「歴史の継承と未来との融合」をコンセプトにしたとしています。

事業費は6編成であわせて約19億2000万円です。導入は段階的に進められます。

2027年度に2編成を導入し、2029年度から2032年度までは毎年度1編成ずつ増やす計画です。最初の2編成は、2028年2月ごろの導入を予定しています。

オレンジ色の新車両が2028年春、高岡と射水の街並みに現れます。現在のアイトラムの勇姿を記憶に焼き付けつつ、最新の優しさを備えた新型車両が走り出す日を、今から楽しみに待ちましょう。
(画像:万葉線)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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