RCランスを撃破して優勝を決めたPSG photo/Getty Images
怪我人が出た序盤戦を上手く乗り切った
今節RCランスを2-0で撃破し、リーグ・アン5連覇を果たしたパリ・サンジェルマン。今月末にはアーセナルとのチャンピオンズリーグ決勝が控えており、まずは一安心といったところだろうか。
現在のパリは組織力が抜群と評価されているが、国内の戦いでもそれは存分に発揮されている。仏『Foot Mercato』はパリがリーグ制覇を決めたタイミングで今季の統計を振り返っているが、どれも印象的な数字ばかりだ。
まず今季リーグ戦では実に18人もの選手がネットを揺らしている。チームのトップスコアラーはFWブラッドリー・バルコラとウスマン・デンベレの10ゴールとなっていて、得点ランク首位のレンヌFWエステバン・ルポール(20ゴール)とはちょうど10ゴール差。個人の数字としてはバルコラもデンベレも印象的なものではない。
しかし、FWクヴィチャ・クワラツヘリアが8ゴール、デジレ・ドゥエが7ゴール、スーパーサブとなっているFWゴンサロ・ラモスが6ゴール、中盤からはジョアン・ネヴェスが5ゴール、19歳と若いセニー・マユルも4ゴール、18歳のFWイブラヒム・エムバイェも3ゴールを挙げるなど、あらゆるポジションの選手がネットを揺らしてきた。
若手の育成も印象的で、今季のパリはリーグ戦での先発メンバー平均年齢が23歳と362日となっている。これはリーグ・アン優勝チームとしては史上最も若い平均年齢だという。
17歳のDFデイビッド・ボリー、17歳MFマティス・ジャンジェール、19歳DFディミトリ・ルチェア、18歳FWピエール・ムングエンゲ、18歳FWクエンティン・エンジャントゥ、19歳MFノア・エンソキといった選手もデビューさせていて、ユース部門の働きも見事と言うしかない。
クリーンシートの数も18回と多く、1試合平均の被シュート本数も9本と極めて少ない。他クラブと戦力に差があるとはいえ、これらの数字は簡単に達成できるものではない。今季は開幕前のクラブW杯の影響もあったのか負傷者にも苦しんだが、それを組織力で上手くカバーしてきた。

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