実はアーセナルの得点数と並んでいた! ヴィラのセットプレイコ...の画像はこちら >>

エメリ監督(左)とマクフィーコーチ Photo/Getty Images

5年前は誰も理解していなかった仕事

EL決勝のスタンドに響いた「オースティン・マクフィー、オーレ、オーレ!」は、エースでも監督でもなく、セットプレイコーチの名前だった。英『The Athletic』は、アストン・ヴィラのサポーターが、セットプレイ専門コーチのオースティン・マクフィーへ異例のチャントを送っていたと伝えている。



ウナイ・エメリ監督の下で躍進したヴィラだが、その大きな武器となったのがセットプレイだ。ヴィラは今季、アーセナルと並び欧州最多タイとなる29得点をセットプレイから記録。過去3シーズンでは74得点を生み出している。

だが、マクフィーがクラブ初のセットプレイ専門コーチとして加入した5年前、英『Match of the Day』では「プレミアリーグに本当に必要な役職なのか」と議論されていたという。失点時にはサポーターから批判を浴びることもあった。

しかし現在、その評価は一変した。

第37節リヴァプール戦では、相手守備を引き出したショートコーナーからモーガン・ロジャーズが得点。さらにEL決勝フライブルク戦では、リヴァプール戦と同様にショートコーナーから、最後はユーリ・ティーレマンスが豪快なボレーを叩き込んだ。

『The Athletic』によれば、ヴィラはリヴァプール戦と似た形で最初のCKに入ることで、フライブルクが同じプレイを警戒することを予測していたという。主将を務めるジョン・マッギンは試合後にこのゴールを振り返り、「相手を騙そうとした」と語っている。

現在マクフィーは、ロベルト・マルティネス率いるポルトガル代表でもアシスタントコーチを務めている。ブルーノ・フェルナンデスやクリスティアーノ・ロナウドらを擁するチームで、そのセットプレイ文化がW杯でも注目を集めそうだ。



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