推進系のトラブルで離脱していた

 バブコックは2026年4月22日、イギリス海軍の空母「クイーン・エリザベス」が作戦遂行可能な状態に復帰したと発表しました。

【画像】現場復帰! ドックを出る「クイーン・エリザベス」

 同艦は2024年2月、北大西洋条約機構(NATO)が実施する演習「ステッドファスト・ディフェンダー」への参加を予定していたものの、出航直前に推進系の不具合が発覚し、姉妹艦「プリンス・オブ・ウェールズ」に任務を引き継いでドック入りすることとなりました。

 以降、同艦はイギリス最大級の修理施設のひとつであるロサイスのドックにおいて、推進装置や安定化装置を含む重要システムの点検・整備・強化に加え、広範な修理および更新作業を受けていました。

 同社のフィル・クレイグ海洋プログラム担当マネージングディレクターは「世界的な情勢不安が増す中で、空母の可用性と能力はこれまで以上に重要です。この節目は、協力体制の強さと、海軍で最も複雑な軍艦を維持するために必要な専門知識の深さを示しています」とコメントしています。

「クイーン・エリザベス」は今後、海上試験を経てイギリス海軍に正式復帰する予定で、「プリンス・オブ・ウェールズ」との2隻体制が復活する見通しです。

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