お値段「4200円」も“コスパ◯”

 羽田空港第1ターミナルの地下に、“食のテーマパーク”ともいえるスポットがあるのをご存じでしょうか。2025年にオープンしたフードコート「Sora chika(ソラチカ)」です。

その一角に店を構えるのが、ミシュランガイド掲載歴もある高級和食チェーン「銀座おのでら」ブランドの海鮮丼専門店「海鮮丼 銀座おのでら 羽田空港第一ターミナル店」。しかも2026年5月、この海鮮丼のメニュー構成がリニューアルされたというのです。海鮮丼ならカロリーも比較的低めでヘルシーなはず……ということで、実際に食べに行ってきました。

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 今回いただいたのは、フラグシップメニューともいえる海鮮丼「極み」です。有名仲卸「やま幸」の中トロ、赤身、まぐろネギトロを中心に、サーモン、鯛、ホタテ、ズワイ蟹ほぐし、赤エビ、自家製〆さば、厚焼き玉子などで構成された超豪華仕様。価格は4200円です。なお、これよりネタ数を抑えた「並」(1900円)なども用意されていますが、そちらにも「やま幸」のまぐろが入っているとのことでした。

 実際に提供された海鮮丼を見てまず驚くのが、ネタのサイズ感です。1枚1枚が、回らない寿司店の1貫レベルでしっかり分厚いのです。しかも赤エビは丸ごと1尾。高級寿司店クラスの食体験を空港フードコートで楽しめると考えると、4200円という価格も、むしろかなり健闘しているように感じます。

 まずは看板ともいえるマグロからいただきます。

さすが「やま幸」監修というべきか、変な臭みは皆無で、とにかくブリッブリです。特に中トロは、脂の甘みと食べ応えのバランスが絶妙。まぐろネギトロも、スーパーでよく見る“ふわっとしたペースト感”ではなく、しっかり魚肉の食感と旨味が残った本格派仕様でした。普段B級グルメばかり食べている筆者としては、かなり衝撃的です。

 もちろん、〆加減が絶妙な〆さばや、脂の乗ったサーモンも非常にレベルが高かったのですが、「羽田空港でこれ食べられるの……?」と特に驚かされた要素が、さらにいくつかありました。

スゴいのは「ネタ」だけにあらず!

 まずひとつ目が、上位2クラスの海鮮丼でアイコン的存在となっている大ぶりの赤エビです。これがプリッとやわらかく、しかも異常に甘いのです。筆者のような“B級グルメ全振り系人類”からすると、完全に「年1回レベルのご褒美」の味でした。

「空港メシの常識、どこ…?」 羽田空港に“本気すぎる海鮮丼”降臨! お値段4200円→食べたら「むしろコスパエグい」
「Sora chika」内にある「海鮮丼 銀座おのでら 羽田空港第一ターミナル店」(グルメ満二郎撮影)。

 そしてもうひとつが、この海鮮丼全体を支えている「赤シャリ」です。なんと、この海鮮丼専用に調味料を独自配合しているのだとか。魚介の旨味を吸った赤シャリは、もはや炊き込みご飯に近いのでは……と思うほど風味豊かです。これは完全に初体験でした。

 ちなみに今回の「極み」には入っていませんでしたが、「並」や「海鮮手巻き鮨セット」(2600円)に入っているイカもかなりレベルが高かったです。やはり魚介全般へのこだわりを感じます。

 さらに嬉しいのが、量もしっかりしていることです。筆者はさておき、普通の成人男性なら、これ一杯で十分満腹になるレベルでしょう。羽田空港に、とんでもなく“本気”な海鮮丼が誕生していました。やってくれます。

 ただ、問題はここからでした。筆者は「今日のお昼は海鮮丼だったから、いつもより低カロリー」と自分に都合よく解釈し、その日の夜、某ハウス系ラーメン店にて、硬め濃いめ多めのラーメンでライスを3杯おかわりしてしまいました。どうりで、いつまで経ってもスリムになれないわけです。

【写真】えっ…これが「羽田空港で食べられる本気すぎる海鮮丼」驚愕の全貌です

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