空飛ぶクルマ実用化へ大きな一歩!ホンダのフルスケールeVTOLが初飛行

 自動車大手ホンダにおいて航空宇宙分野の研究を担っている「Honda 統合研究センター(HGR)」は2026年5月28日、公式Xにおいて開発中のeVTOL(電動垂直離着陸機)のフルスケール技術実証機「F1」が、初の飛行試験に成功したことを明らかにしました。

ホンダの「空飛ぶクルマ」が飛んだ! 重さ3t超のフルスケール...の画像はこちら >>

 記念すべき初フライトが行われたのは4月1日。

アメリカ西海岸のカリフォルニア州サンルイスオビスポにある開発拠点において、重量約7000ポンド(約3.1t)に達する実機サイズのテスト機が浮上し、約90秒間の飛行を達成したといいます。

 ホンダは2020年からeVTOLの研究開発を本格化させており、これまでに縮小モデルを用いて400回以上の飛行試験を重ねてきました。昨年のドバイ航空ショーでも「いよいよフルスケールでの飛行テスト段階へ進む」とアナウンスされていましたが、今回の初飛行成功により、開発が着実に進展していることを世界に証明した形です。

 この重要なマイルストーンを経て、プロジェクトは実際の機体サイズでeVTOLの基礎技術を検証していく「フルスケール機による検証フェーズ」へと本格的に移行します。

 地上から空へ、ホンダが目指す「3次元モビリティ」の実現に向け、次なる開発ステージへと歩みを進めた同社。今後のテストフライトの行方と実用化に向けた動きに、航空および自動車業界から大きな注目が集まっています。

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