1日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜・午後1時)に歌舞伎俳優の8代目尾上菊五郎(48)が出演。長男である6代目尾上菊之助(12)との親子同時襲名への思いについて語った。

 昨年5月に菊之助改め「8代目尾上菊五郎」を襲名。父が7代目を継続するため、「2人の菊五郎」が誕生した。「父(七代目)が健在のうちは私が菊之助として音羽屋を守っていくと思っておりましたので、正直驚きました」と振り返る。さらに「1年はたちましたけれど、いまだにその菊五郎という名前が…。まあ少しはなじんできましたけれど」と語り、周りから「8代目」と呼ばれる中で「あっ!わたしのことかな?と思えるようになりました」と笑った。

 自身と同時に長男(12)も「尾上丑之助改め6代目尾上菊之助」を襲名。「丑之助という名前がとても好きでずっと名乗っていたいという気持ちが強かった」という息子の背中を押したきっかけは、祖父・七代目尾上海幸に対する「後悔」の念だったと吐露した。

 1996年に18歳で「五代目尾上菊之助」を襲名。その前に祖父から「菊之助を継がないか」と打診されていたが「まだ学生の生活が主で舞台にそんなに出ていなかった。菊之助という大きな名前を自分で継ぐ自信がなかった」と先送りにしてもらったという。しかしその後、祖父は体調を崩して襲名前に亡くなった。七代目から親子同時襲名を打診された際には「本当にかわいがっていただいた。

おいでと呼ばれてほっぺたをすりすりとしてもらった」とちょう愛してくれた祖父を思い出し、「いくら稽古を積んでも、機会がめぐってくるのはそのときしかないから一生懸命頑張ろうとせがれには私の思いを正直に伝えた。それも(同時襲名の)一つの大きな要因だった」と明かした。

 

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