京都記念は血統でコース適正をチェック。期待は「阪神巧者」の血を引く2頭
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 2月13日、阪神競馬場で4歳以上馬によるGⅡ京都記念(芝2200m)が行なわれる。このレースは通常、京都で行なわれているが、改修工事の影響で、今年は昨年に続き阪神で開催される。

昨年の勝ち馬ラヴズオンリーユーはその後、香港GⅠクイーンエリザベス2世C、米GⅠBCフィリー&メアターフ、GⅠ香港CとGⅠレースを3勝。一昨年の勝ち馬クロノジェネシスはGⅠ宝塚記念、GⅠ有馬記念を勝利と、勝ち馬のその後の活躍が目覚ましい"出世レース"になっている。今回はこのレースを血統面から占っていこう。

 筆者が今回本命に推したいのがラーゴム(牡4歳/栗東・斉藤崇史厩舎)だ。

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昨年2月以来の重賞2勝目を目指すラーゴム

 同馬は昨年のGⅢきさらぎ賞(中京/芝2000m)の勝ち馬で、その後のGⅠ皐月賞は13着、GⅠ日本ダービーは12着と春のクラシック戦線ではいいところがなかったが、昨秋のアンドロメダS(阪神/芝2000m)を勝利している。前走のGⅢ中日新聞杯(中京/芝2000m)は13着と敗れたようにやや安定性に欠けるが、実力的にはこのメンバーに入っても勝ち負けできるものを持っている。

 この馬を推す理由はその血統にもある。父オルフェーヴルはクラシック三冠馬であり、この「阪神/芝2200m」で行なわれたGⅠ宝塚記念の勝ち馬。代表産駒のラッキーライラックも同じ舞台で行なわれたGⅠエリザベス女王杯のほか、GⅠ大阪杯(芝2000m)、GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ(芝1600m)、GⅡチューリップ賞(芝1600m)と阪神で重賞4勝。オルフェーヴル産駒の競馬場別成績を見ると、阪神が72勝と、2位の中山と京都の47勝を大きく引き離す最多勝となっている。

 ラーゴム自身も、阪神では新馬戦(芝1800m)を勝利し、GⅢ京都2歳S(芝2000m)で2着。そして前述のアンドロメダSを勝利と、3戦2勝、2着1回という好成績を残している。コース適性が高いことは明らかで、巻き返しに期待したい。