ドライブモードの「味変」ができるのもこのクルマの魅力
乾いたアスファルトの上から始まった新型レヴォーグSTI Sportとのドライブ。
日本の生活道路にマッチしたボディサイズのおかげで走り出しから気心の知れた相棒感が漂うから頼もしい。新型はカッチリと作り込まれた車体とそれに組み付けられるさまざまなデバイスが緻密に連携し、一層増した走りの一体感や軽快感が特筆もので、「あ~、これこれっ」とニンマリしながら山間部に向かったのでした。
それはやがて乾いたアスファルトもあればウエット、雪、シャーベット、ところによりアイスなどさまざまな冬ならではの路面状況や走行シーンで改めて最新モデルの頼もしさを知ることになるのだけれど、クルマはお洋服のように季節ごとに衣替えをして性能調整をするわけではなく、ある意味マルチな性能や機能が“基本性能”として与えられていることでオールシーズン、オールウエザーをカバーしてくれる。スバルの代表的な技術と言えば独自の4WDシステムである『シンメトリカルAWD』を採用していることでカバー力が強まっているのは間違いなし。ただし、タイヤは冬用に履き替えなければなりません。
今回は横浜ゴムのスタッドレスタイヤ、アイスガード6が装着されているレヴォーグSTI SPORT EXとの初ウインタードライブが実現。新型レヴォーグを紹介するというのは最新のスバルを紹介するのと同じくらい随所に革新的とも言える進化ぶりが詰まっているから、このウインタードライブで改めて実感できたポイントをトピックに分けてリポートしたいと思います。
その前に。スバル車ってスポーツ性能にも秀でたモデルをアナログな技術の集積によって生み出しているというイメージはありませんか? スバルのクルマやクルマづくりに共感もして、インプレッサWRX STi (GC8)に感銘を受けて所有していた私も、かつてのスバルにはそんな印象が色濃く残っています。
それはドライブフィールにエンジニアの意見がより濃く表れたクルマであったことでファンを増やしたものの、一方で質感を含むデザインがもう少し洗練されたらと願わなくもなかった。その後、スバルはアイサイトが開発されたことで新たなユーザーを増やし、レヴォーグという日本の道路にマッチするスバルの伝統を受け継ぐツーリングワゴンのレヴォーグが登場。近年はレヴォーグ目当てにディーラーを訪れた方が目線を違うモデルに向けても満足の得られるモデル溢れるブランドに! まさにブランドそのものが変革のときを迎えているような印象を抱きます。
エンジニアの意見が強かったことで培われたスバルの走行性能は電子デバイスでドライブモードを“味変”までして楽しむことができるようになり、それらを含むさまざまな設定を使いやすく変更/選べるインフォテインメント技術(電子デバイス)がしっかりとサポート。そしてアイサイト系の先進の予防安全技術の革新的な進化も相まって、運転スキルや走行シーンを選ばぬ最新のモデルが出来上がったというのが新型レヴォーグなのです。
これまで培われてきたスバルらしい走行性能が活きている
走行性能
じつは今回はかなりのロングドライブをしています。おかげで新開発された1.8リッター直噴ターボエンジン+新型リニアトロニック(無段変速CVT)を搭載する新型レヴォーグをゆったり&シャキシャキとさまざまなシーンで走らせることができました。
乗り心地の良さと静粛性の高さ、そして1.8リッターエンジンの加速性能やリニアさ、速度コントロールのしやすさにはまったく不満がない。むしろ魅力。
エンジンの進化はもちろんですが、冒頭でも第一印象として伝えたボディのカッチリ感と以前はややモッタリとした加速傾向にあったリニアトロニック(CVT)の変速マナーが大幅に改善されているのが進化をわかりやすくしています。おかげでアクセル加減とドライバーの意思疎通の一体感は増し、気持ちいいし楽しいしで言うことなし。
加えてボディが大事なのです。新型レヴォーグはSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)の組み立て方に新工法を採用。骨格づくりが強化されたことで人間でいうところの“体幹”も強固に高められています。そのなかに最新のエンジンやトランスミッションを搭載し最適化されたサスペンションを組み合わせ、しかもAWDもさり気なく走行安定性を支えてくれる。
おかげで乾燥したアスファルトの上を直進するだけで、アクセルを踏み込み、それがタイヤから路面に伝わるまでの“隙”のない連携がカッチリとした走りに表れ、応答遅れのないステアフィールはスッキリと軽く、ダイレクトさが際立ち、手元からも新世代感を抱くことができるはずです。
私はさらにSTI Sportに専用開発/採用されたドライブモードセレクトを変更。これはコンフォート/ノーマル/スポーツ/スポーツ+の4モードに個別設定のできるインディビジュアルがあり、パワーユニット(SIドライブ)、電動パワーステアリング、電子制御ダンパー、エアコン、AWD、アイサイトをそれぞれのモードごとに最適化することでキャラクターを変えることができるのです。
新型レヴォーグは日常使いならノーマルに設定しておけば快適、かつ思い通りの走りが可能。ですが、私はもう少しスポーツカーのような重めの手応えが欲しいのでステアリングとついでにAWDも“スポーツ”を個別選択し“インディビジュアル”に登録。色々と試してみたけれどやっぱりコレでした。
一方、滑りやすい路面ではクルマ任せのノーマル、またはインディビジュアル設定のAWDをノーマルに変更してクルマの制御に安心を託す選択をしてみると、“無難な移動”にもレヴォーグの前に進もうとする性能にスマートさが確かに感じられ、こんな風に変わるモードは単なるギミックではなく“使える”モードとして積極的に活用したくなる点でスバルの制御技術の進化ぶりがうかがえます。ちなみにレヴォーグのAWD制御はノーマル/スポーツの2種。よりコーナリング性能をスポーツAWDによって高めることも可能です。
インフォテインメント
センターコンソールには11.6インチという大きなタッチスクリーンが採用されています。ここでは地図(ナビゲーション設定)、オーディオ、メディア、エアコンやシートヒーター、車両設定などを設定や変更ができます。
ドライブモードセレクトもこの画面から細かな設定が可能。ちなみにモード切替はステアリング上でもスイッチできるのも便利。またスマホと連携させればスマホから音楽も選べるし、ハンズフリーで電話応答も可能。
加えてアイサイトXを選ぶと運転席のメーターに12.3インチのフル液晶メーターが装備され、メーターの表示、ナビ機能も備わる地図表示やアイサイトの制御状況を表示する画面が選択できる。これもステアリング上のスイッチで切り替え/選択が可能。インテリジェント機能の進化も明らかであり、取説を見ずにちょっと触ってみれば使い方がわかるユーザーフレンドリーなところも好感の抱けるポイントです。
アイサイトの進化
ここでは新型アイサイトのデバイス構成などの細かな説明は省略させていただくけれど、予防安全と運転支援の両面で格段の進化を遂げている新世代アイサイト。さらにアイサイトXとしてはGPSなどの衛星情報、3D高精度地図データを組み合わせ、渋滞中(50km/h以下)でのハンズオフアシストやカーブ前速度制御(カーブの手前で減速してくれる)、料金所前速度制御、アイサイトを設定中のレーンチェンジをウインカー操作で行えるアクティブレーンチェンジアシスト(約70-120km/h)などがスバル初の技術として搭載されています。
とくに高速移動でその進化ぶりを実感できたのがカーブや車線内を走行する際の車両の安定性と正確さ。これだけでも新世代を手に入れる価値アリ。さらに渋滞中のハンズオフ機能は前車追従機能が装備されただけでもストレス軽減になると思っていたのに、ハンドルを握ることからも解放されることで肩の力が抜けるというか、一層、渋滞中の走行負担が減るメリットが感じられるはずです。
デザイン/ワゴンの価値
レヴォーグの進化はスバルのグランドツーリングワゴンの進化でもある。
より端整かつスポーティなシェイプやライトのデザインが与えられ、居住スペースはもちろん、ワゴンの価値も拡大。
国産モデルでスバルほどこのツーリングワゴンに力を入れているブランドは思い出せない。おかげでレヴォーグは日本のなかで、そしてスバルのなかでも中心的な存在に成長したレヴォーグは街中でも日本列島をめぐるのでも頼もしく安心で快適なはず。長距離ドライブ+気を遣うナーバスな冬道ドライブの疲労度も圧倒的に軽減されています。ウインタードライブと言えば、スキーやスノボーなどウインタースポーツに出かけた帰りにドライバビリティやアイサイトXなど、その進化ぶりがますますわかるかもしれませんね。

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