桐山照史「150%の力を出して頑張ります」 新キャスト多数参加で新章へ『ミス・サイゴン』2026年10月開幕
ミュージカル『ミス・サイゴン』製作発表会見より

ミュージカル『ミス・サイゴン』が2026年10月から東京・東急シアターオーブほかで上演される。4月27日、都内で製作発表会見があり、全キャストによる歌唱披露が行われたほか、出演者が意気込みを語った。



この日は報道陣のほか、1万通の応募から選ばれたおよそ200人のオーディエンスも参加。「火がついたサイゴン」「時が来た」「世界が終わる夜のように」「今も信じてるわ」「生き延びたけりゃ」「命をあげよう」「ブイドイ」「アメリカン・ドリーム」の全8曲がアンサンブルキャストも交えてほぼ全キャストが揃っておよそ30分にわたり披露され、会場は早くも本番さながらの熱気に包まれた。



桐山照史「150%の力を出して頑張ります」 新キャスト多数参加で新章へ『ミス・サイゴン』2026年10月開幕

歌唱披露の様子。(左から)屋比久知奈、清水美依紗、ルミーナ
桐山照史「150%の力を出して頑張ります」 新キャスト多数参加で新章へ『ミス・サイゴン』2026年10月開幕

歌唱披露の様子。(左から)桐山照史、駒田一、東山義久。
桐山照史「150%の力を出して頑張ります」 新キャスト多数参加で新章へ『ミス・サイゴン』2026年10月開幕

歌唱披露の様子。(中央左から)小林唯、甲斐翔真
桐山照史「150%の力を出して頑張ります」 新キャスト多数参加で新章へ『ミス・サイゴン』2026年10月開幕

歌唱披露の様子。(前列左から)ルミーナ、エリアンナ、加藤梨里香
桐山照史「150%の力を出して頑張ります」 新キャスト多数参加で新章へ『ミス・サイゴン』2026年10月開幕

歌唱披露の様子。(前列左から)金本泰潤、チェ・ウヒョク

2014年からエンジニア役を務めている駒田一は「いつの間にか最年長になってしまいましたが、そんなことは関係なくて。今回も新しいメンバーが半分以上いるし、多分稽古でも苦しく悩んでもがいて大汗かいていくと思うんですけど、最終的には楽しく、一致団結して、怪我や事故のないように努めていきたいと思います。どうぞ応援のほどよろしくお願いします」と気を引き締めていた。



桐山照史「150%の力を出して頑張ります」 新キャスト多数参加で新章へ『ミス・サイゴン』2026年10月開幕

エンジニア役の駒田一

同じくエンジニア役の東山義久は「2020年はコロナ禍で色々あったんですが、4年前の2022年に舞台に立たせていただいて。

あれから4年経ったんですが、まだ一さんもお元気ですし(笑)、久しぶりに会った人や初めましての方もたくさんいるんですけど、またあの時の情熱を持って、2026年の『ミス・サイゴン』をお客様に届けるために頑張ってまいります」と挨拶。



桐山照史「150%の力を出して頑張ります」 新キャスト多数参加で新章へ『ミス・サイゴン』2026年10月開幕

エンジニア役の東山義久

今回初参加となるエンジニア役の桐山照史は「先輩方が作り上げてきたこの『ミス・サイゴン』に入れてもらう緊張感があります。全国に作品のファンもたくさんいるのは分かっています。その方々に2026年版を観てもらって、楽しかったな、また見たいなと思ってもらえるようにしたいです。 キャストの組み合わせはいろいろありますが、桐山のエンジニアを見ていただいて『あ、よかった。これからも頑張れ』と思ってもらえるようなエンジニアを全力で務めさせていただきたいと思います」と力を込める。「大体こういうときは『迷惑かけないように頑張ります』というのが普通だと思いますが、迷惑かけます。すみません。もう先に言います。先に謝ります。でも全力で一さんや東山さんに甘えながらでも、桐山の100%、いや、150%の力を出して頑張ります」とも話していた。



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エンジニア役の桐山照史(WEST.)

キム役の屋比久知奈は「私は2020年がコロナで中止になってしまったので、前回(2022年)が1回目で今回2回目。

この作品、そしてキムという役は、私自身が沖縄出身でルーツというところも含め、とても大事な、自分の中にコアとして今でも強く残っている作品なので、またこうして参加できること、日々キムとして生きられることを本当に嬉しく思っています」と切り出す。そして「ルミーナと美依紗というとても頼もしいふたりの新しい風にきっと刺激を受けるんだろうなと思いながら、私自身もまた新たな気持ちで精一杯キムという役を生き抜いて、皆さんとの時間も本当に楽しく、そして本当に心強いみんながいっぱいいるので、力をお借りしながら精一杯努めさせていただきたいと思います」。



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キム役の屋比久知奈

初参加でキム役の清水美依紗は「私はニューヨークにミュージカル留学をしたときに初めて授業で歌った課題曲が『命をあげよう』だったんですね。キムという役は私の中でも本当に特別な存在で、その頃から演じることを夢を見てきたので、今こうして皆様の前でご挨拶させていただいているのが本当にまだ夢のようです。皆様に劇場でお会いできること、とても楽しみにしております」とエピソードを交えて語った。



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キム役の清水美依紗

同じく初参加でキム役のルミーナは「十数年前の自分のSNSを見返すと、当時3、4回『ミス・サイゴン』を観ていまして、絶対にやりたい役と書いてあったんです」と振り返りつつ、「こうしてキムとしてここに立たせていただいていること、大先輩の皆様と、心強いふたりと一緒にできることがとても光栄で幸せです。キムとして全力で、丁寧に生き抜きたいと思います」と話した。



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キム役のルミーナ

初参加でクリス役の甲斐翔真は「まずはこの歴史のある作品に参加させていただけることを、本当に光栄に思っております。初参加ということで、新しい風を吹かせられるように、誰よりもこの作品を理解したいと思っております。作品を分析して、役を分析して、作者のメッセージを分析して。昨年実際にベトナムにも視察にいきました。それぐらいリアルにこのサイゴンを表現できたらいいなと思っておりますので、楽しみにしてくださると嬉しいです」。



桐山照史「150%の力を出して頑張ります」 新キャスト多数参加で新章へ『ミス・サイゴン』2026年10月開幕

クリス役の甲斐翔真

同じく初参加でクリス役の小林唯は「ものすごく緊張しました」と歌唱披露を振り返り、「僕にとって初めて見たときから本当に憧れの役と作品。今回このように応援をいただけたこと、本当に感謝しております。今の世界情勢や世の中の状況を鑑みても、改めて戦争の悲惨さや戦争が招いたもの、悲劇を伝えるという意味で、『ミス・サイゴン』を上演する意味が今こそあるんじゃないかなと思います。僕も心して臨みたいと思います」と語った。



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クリス役の小林唯

それぞれの想いが紡ぐ“サイゴン”の現在地

初参加でジョン役のチェ・ウヒョクは「日本語で歌うのは本当に難しいです。日本語の勉強も一生懸命続けていますから、皆さん、来てください」といい、同じく初参加でジョン役の金本泰潤は「2024年まで劇団四季にいて、音楽活動をやると言って飛び出したので、今ここにいるのが本当に嬉しいというよりも、“不思議”がすごい強くて」と話す。そして「僕はウヒョクくんの日本語のサポートをするので、ウヒョクくんには軍隊のことなどを色々教えていただければ。二人三脚で頑張ってまいります」。



桐山照史「150%の力を出して頑張ります」 新キャスト多数参加で新章へ『ミス・サイゴン』2026年10月開幕

チェ・ウヒョク

初参加でエレン役のエリアンナは「全世界からずっと愛され続けている『ミス・サイゴン』に参加できることを本当に嬉しく思っています」と言う。「私自身、客席で何度も見たことがあって、そのときに本当に心がたくさん揺れ動きました。 やっぱりどんな時代でも揺るがないものは愛かなと思っていまして。この作品にいろんな形の愛がたっぷり詰まっているので、エレンなりの愛を、もう心を込めて、梨里香ちゃんと一緒にパッション込めて届けたいと思います」と話した。



桐山照史「150%の力を出して頑張ります」 新キャスト多数参加で新章へ『ミス・サイゴン』2026年10月開幕

エレン役のエリアンナ

同じくエレン役で初参加の加藤梨里香は「私は大学3年生のときにゼミ発表がありまして、『ミス・サイゴン』のことを発表したことを昨日寝る前に思い出しました。自分が何を発表したのかは覚えていないんですが、そのときの資料を引っ張り出して、また一からの作品と向き合っていこうかなと思っております」と語り、「この世界情勢の中でこの作品を届けるという責任感をしっかりと持って、作品と、そしてエレンと、しっかり誠実に向き合っていきたいと思っております」。



桐山照史「150%の力を出して頑張ります」 新キャスト多数参加で新章へ『ミス・サイゴン』2026年10月開幕

エレン役の加藤梨里香

トゥイ役の岡シモンは「僕は高校生のときに初めて帝国劇場で『ミス・サイゴン』を観させていただき、すぐにこの作品の虜になりました。受験勉強の合間を縫っては音楽を聞いたり、音楽室で大声で楽曲を歌ったりしていました」と思い出を語る。「今こうしてこの作品に参加させていただけること、皆様とご一緒できることが本当に光栄に思います。トゥイという役をダブルキャストの吉田広大さんとともに深く深く追求していけたらと思います」と言った。



桐山照史「150%の力を出して頑張ります」 新キャスト多数参加で新章へ『ミス・サイゴン』2026年10月開幕

トゥイ役の岡シモン

同じくトゥイ役の吉田広大は仕事の都合で歌唱披露までの参加。会見では「初めてこの作品に携わらせていただけることにとても興奮しているとともに、偉大な作品に関われたことを光栄に感じています。 実直に作品と向き合い、トゥイとして、ただただ全力で生きていけたらと思います」というコメントが代読された。



前回に引き続き2回目のジジ役となる則松亜海は「個人的なことですけども、昨年12月に子どもを産み、新たなライフステージで初めて挑戦する舞台となります。この世界情勢の中で、子を持ち、母となり見る『ミス・サイゴン』は、また違った見方で見ることができると思うので、1から作り直すつもりで、心を込めていきたい」と語った。



桐山照史「150%の力を出して頑張ります」 新キャスト多数参加で新章へ『ミス・サイゴン』2026年10月開幕

ジジ役の則松亜海

同じくジジ役で初参加の藤森蓮華は「世界中から愛され続ける作品の一員としてこの場に立っていることに、心の底からの感謝が溢れてきていますし、同時に非常に身の引き締まる思いです。

この時代にこの作品を届ける意味を自分の中に宿しながら、ジジとして誠実にまっすぐ、そして力強く生き抜きたいと思います」とコメントした。



桐山照史「150%の力を出して頑張ります」 新キャスト多数参加で新章へ『ミス・サイゴン』2026年10月開幕

ジジ役の藤森蓮華

公演は2026年10月・11月、東京・東急シアターオーブ、2026年12月、大阪・梅田芸術劇場メインホール、福岡・福岡市民ホール大ホール、2027年1月、静岡・アクトシティ浜松大ホール、北海道・札幌文化芸術劇場hitaruを予定している。



歌唱披露ダイジェスト映像




取材・文・撮影:五月女菜穂




<公演情報>
ミュージカル『ミス・サイゴン』



オリジナル・プロデューサー:キャメロン・マッキントッシュ
作:アラン・ブーブリル/クロード=ミッシェル・シェーンベルク

【キャスト】
エンジニア 駒田一/東山義久/桐山照史(交互出演)
キム 屋比久知奈/清水美依紗/ルミーナ(交互出演)
クリス 甲斐翔真/小林唯(交互出演)
ジョン チェ・ウヒョク/金本泰潤
エレン エリアンナ/加藤梨里香
トゥイ 岡シモン/吉田広大
ジジ 則松亜海/藤森蓮華

伊藤広祥 伊藤稚菜 岩﨑巧馬 植木達也 江口颯人 大久保徹哉 小形さくら 柿内アリマ 笠行眞綺 河本佳佑 木村つかさ 工藤彩 小林遼介 小林良輔 近藤真行 今野晶乃 齋藤信吾 坂本皓 佐渡海斗 鈴木大菜 鈴木満梨奈 仙名立宗 高瀬育海 髙田実那 田中奏 田中啓介 茶谷健太 土屋神威 常川藍里 土倉有貴 中嶋尚哉 早川 一矢 深堀景介 古川隼大 三浦優水香 光由 森田茉希 安井聡 横田剛基 蘆川晶祥(五十音順)

【東京公演】
2026年10月・11月
会場:東急シアターオーブ

【全国ツアー公演】
2026年12月
会場:大阪・梅田芸術劇場 メインホール
会場:福岡・福岡市民ホール 大ホール

2027年1月
会場:静岡・アクトシティ浜松 大ホール
会場:北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru



公式サイト:
https://www.tohostage.com/miss_saigon/



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