≪旭山動物園・遺体焼却か≫「奥さんはどこ?」と聞くと「東京に行ってます」って…新築一軒家で動物好きの“仲良し夫婦”にみられた異変、妻は「夫から脅迫を受けている」とも〈自宅に家宅捜索〉
≪旭山動物園・遺体焼却か≫「奥さんはどこ?」と聞くと「東京に行ってます」って…新築一軒家で動物好きの“仲良し夫婦”にみられた異変、妻は「夫から脅迫を受けている」とも〈自宅に家宅捜索〉

北海道の旭川市旭山動物園に勤務する30代の男性市職員が「動物園の焼却炉で妻の遺体を焼いた」と供述した事件で、北海道警は26日、この職員の自宅を家宅捜索した。行方がわからなくなっている30代の妻について自宅近所の住民は、この職員が最近別の住民に「妻は東京に行ってます」と説明していたと証言した。

遺体の発見は依然難航している。

妻は「夫から脅迫を受けている」という趣旨のメッセージを…

23日に男性職員の事情聴取を始めた道警は26日までに動物園の複数の業務車両を押収した。動物園内の焼却炉に遺体を運ぶ際、業務車両を使ったとみているもようだ。

この見立てが事実なら男性職員は遺体の運搬から隠滅まで、動物園の施設や設備をフル活用したことになる。4月8日から定期の休園中だった動物園は29日にイベントを開いて夏期の開園を迎える予定だった。しかし園内が犯罪の現場になった疑いが濃厚になれば開園は延期せざるを得ないとの見方が強まっている。

道警は依然職員に対する任意の事情聴取を続けている。捜査状況を社会部記者が説明する。

「男性職員の妻は3月下旬から行方がわからなったとされますが、『夫から脅迫を受けている』という趣旨のメッセージを知人に送っていたとの情報があります。

また職員は遺体を『数時間かけて燃やした』とも供述しているようです。遺体が焼却炉内から見つけられないのはこれが原因である可能性もあり、道警が詳細に状況を確認しています」(社会部記者)

「奥さんはいないの?」「東京に行ってるんです」

そして26日、道警は旭川市内の男性職員の自宅を家宅捜索した。

近所の男性は「いや、ほんと、何があったんだって感じで驚いています」と困惑しながら男性職員の印象を話す。

「あのお宅は3年くらい前に新築で家を建て、引っ越してきたんだ。

旦那さんと奥さんの2人暮らしで、普段は旦那さんが小型犬の散歩をしているから会えば挨拶はする。でも会釈するだけっていう感じだな。ほかにもネコも少なくとも2匹飼っていたな。

旦那さんを最後に見かけたのは1週間前くらいで別に普段通りだったよ。奥さんは小柄な可愛らしい方で、ゴミ出しの時などにすれ違うと『おはようございます』って声に出して挨拶してくれる感じ。奥さんは家でリモートで仕事をしているって話は聞いたことがある」(近所の男性)

この男性は、夫婦仲は悪いようには見えなかったと話した。

「ご夫婦には子どもがいなくて、だから動物いっぱい飼ってるんかなって思ってた。奥さんを最後に見かけたのは去年の夏ごろだな。2人は家の前でちょくちょくバーベキューをやっていて、仲間と大人数でやったり2人だけでやっているのも見かけたくらいだし、仲は良かったんじゃないかなって思ってた。ケンカしてる様子とか、家から怒鳴り声が聞こえたりってことも気づかなかったし…」(同)

ただ、行方不明の妻について、男性職員は気になる言葉を周囲に言っていたとも話した。

「あのお宅に最近別の近所の人が訪ねていくと、旦那さんが応対したんだって。その時に『奥さんはいないの?』って尋ねたら、旦那さんが『東京に行ってるんです』って言ってたって話を聞いたよ」(同)

バーベキューをする夫婦の姿は他の近隣住民も覚えていた。

ただ別の住民も昨年夏以降、記憶にあるのは夫である男性職員だけだという。

「私が奥さんを最後に見たのは去年の夏ごろでしたね。旦那さんと2人で少し先にある堤防の方まで犬の散歩をしていました。同じころに自宅の前で2人でバーベキューしているところも見かけました。バーベキューするくらいですから仲はいいんでしょうけど、2人とも話してる様子がなく一言も発さず肉を焼いて食べているように見えました。

旦那さんはここ1週間ほどでも仕事に行くところだったと思いますが、見かけました。でも奥さんは本当しばらく見かけた記憶がないんですよね。雪かきなんかも旦那さんがやっているのは見かけましたけど…」(別の住民女性)

2人でバーベキューをしていた夫婦に何があったのか。一日も早い全容解明が待たれる。

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

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