《栃木・強盗殺人》「断ったら家族を殺す」と“少年強殺団”に「ゴボウ御殿」を襲撃させたタトゥー夫の妻は乳飲み子を抱えていた「元吹奏楽部で面倒見のいい子」「モラルもあったのに…」
《栃木・強盗殺人》「断ったら家族を殺す」と“少年強殺団”に「ゴボウ御殿」を襲撃させたタトゥー夫の妻は乳飲み子を抱えていた「元吹奏楽部で面倒見のいい子」「モラルもあったのに…」

栃木県上三川町でゴボウ農家として成功し、地元で「ゴボウ御殿」という愛称で呼ばれていた資産家の邸宅にいた母子3人が襲われ、死傷した強盗殺人事件。実行役の少年4人がSNSを使って「闇バイト」に応募し、指示役の夫婦から「断ったらお前らの家族を殺す」などと脅されていたことがわかった。

県警下野署捜査本部は典型的な匿名流動型グループ犯罪とみて指示役の背後にいる犯罪組織の割り出しを進めている。

夫婦ともちょっとヤンキーっぽくて旦那の方はコワモテで…

事件は5月14日午前9時半ごろ発生、これまでに実行役の高校生4人(いずれも神奈川県在住の16歳)に加え、指示役とみられる横浜市在住の無職、竹前海斗(28)と妻の美結(25)の両容疑者の計6人が強盗殺人容疑で逮捕されている。

「少年4人のうち3人は相模原市在住で、うち2人は同じ高校の同級生で、残りの1人は川崎市在住という構成です。このうちの1人がSNSで見つけた闇バイトに応募して仲間を引っ張り込み、結果的にこの『少年強殺団』が出来上がった。

4人全員が当初から知り合いだったわけではなく、全員が顔を合わせたのは、竹前夫婦から車の提供を受けた事件当日だったようです。4人はスマホアプリなどを通じて竹前夫婦からリアルタイムで指示を受けながら現場まで移動して事件を起こし、逃げ遅れた1人が現場で身柄を確保され、逃亡した3人も芋づる式に逮捕された。

捜査本部の調べに一部の少年は『やらずに逃げたらお前の家族や友達を殺すと指示役夫婦に脅された』と供述しているようです」(社会部デスク)

アルバイト高校生を脅して人殺しまでさせた夫婦は、横浜市内のアパート暮らし。首にタトゥーの入った夫は深夜まで騒ぐことから近隣住民から恐れられていた(#3)

事件後、海斗容疑者は羽田空港の国際線出発ロビーで出国直前に確保され、美結容疑者は生後7カ月の長女と神奈川県内のビジネスホテルにいたところを確保された。夫婦は事件の数ヶ月前、乳飲み子を連れて長野県内の妻の実家を訪れていたという。近くに住む50代女性がこう証言した。

「2~3ヶ月前だったと思うけど、おそらく赤ちゃんの顔見せで実家に帰省したんじゃないかな。まあご夫婦とも幸せそうで、こっちから挨拶すれば返してくれましたよ。

夫婦ともちょっとヤンキーっぽくて旦那の方はコワモテで、美結ちゃんも金髪までいかないけど栗色の髪の毛でね。

赤ちゃんはまだ歩けない、まさに0歳児って感じでしたね。ご実家の家族構成はご両親と祖父母でした」

実家から出てきた父親らしき人物に…

美結容疑者の中学時代の同級生の母親はこう語った。

「ミユちゃんは小学校の頃は近くの小さな子供たちを集めては一緒に遊ぶような面倒見のいい子だったと聞いています。中学時代は吹奏楽部に所属して、ちょっと不良っぽい男の子とも付き合いがあったみたいだけど、勉強はそこそこできたはずですよ。

そもそも彼女のご実家周辺は裕福な家が多いし、正直、今回の事件も本人が関わってるとは信じられないです。だって闇バイトに手を染めるような子じゃないし、それなりのモラルもあったはずです」

美結容疑者の実家から出てきた父親らしき人物に「娘さんについてお話を聞きたい」と声をかけると「すみません。事実関係を確認中なので…」と繰り返すだけだった。

※「集英社オンライン」では、今回の記事についての情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(旧Twitter)まで情報をお寄せください。

メールアドレス:
shueisha.online.news@gmail.com

X(旧Twitter)
@shuon_news

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

 

編集部おすすめ