中国農業農村部の最新の営農状況モニタリングによれば、中国全国の夏まき穀物の作付け進捗率は現在までに7割近くに達しました。食糧主要産地では今年、種と肥料の同時播種技術の普及に力が入れられて、栽培の質を有効に向上させたとのことです。
河南省は現在までに、夏の主要作物の集中播種がほぼ完了しました。河南省は今年、落花生の畝立て(うねたて)栽培や秋作物の灌水(かんすい)同時施肥などの新技術の普及に注力しており、適用面積は700万ムー(約47万ヘクタール)を超えました。全国の落花生の主要産地の一つである正陽県では、各種の精密播種機を累計8125台を投入し、落花生ペプチド肥料をモデル耕作地10万ムー(約6700ヘクタール)で使用しました。
各地でスマート農機作業の普及に力を入れたことで、今年の夏の栽培効率は大幅に向上しました。河北省でも夏まきが順調に進んでいます。
黄河、淮河、海河の流域である黄淮海地区は中国最大の夏トウモロコシの産地です。山東省済寧市泗水県では42万ムー(約2万8000 ヘクタール)のトウモロコシの播種が全力で進められています。現地では260セット余りの気吸式不耕起トウモロコシ精密播種機が統括して配備され、機械1台当たりの1日平均作業面積は200ムー(約13ヘクタール)に達しています。
従来型の水稲田植え作業は、労働負担が大きく人件費が高いだけでなく、苗の密度が不均一になったり植え込み深さが不揃いになる問題が発生しやすく、そのことが水稲の後期の分げつ(枝分かれ)と収量に直接の悪影響を及ぼしていました。江蘇省阜寧市羅橋鎮の有機米栽培基地では、標準化された温室で育成されたマット状の苗がスマート田植え機に整然と積み込まれました。この北斗衛星測位システムを利用するスマート田植えシステムは植栽の均一性を大幅に向上させ、苗の埋め込み深さを常に一定に保つことで、それ以降の圃場管理の難しさを大きく軽減しました。(提供/CGTN Japanese)











