2026年6月22日、中国のポータルサイト・捜狐に「『名探偵コナン』黒い赤ん坊の登場に考察合戦が勃発」とする記事が掲載された。

記事は、「長年にわたり、黒ずくめの組織の真相や組織のボスの正体、毒薬・APTX4869の秘密は、『名探偵コナン』最大の謎として描かれてきた。そして最近、アニメ化された最新エピソードに登場した、真っ黒に塗りつぶされた赤ん坊が話題になっている」と紹介。「顔の造形も表情も見えず、輪郭だけが描かれている。初めてこの場面を見たアニメ視聴者の中には、制作側が色を塗り忘れたのではないかと思った人もいたようだが、この『黒い赤ん坊』は、すでに原作漫画にも登場しており、当時からファンの間で大きな議論を呼んでいた」とした。

そして、「現在、最も有力視されている説は、黒ずくめの組織のボスである烏丸蓮耶本人ではないかというものである。というのも、本編ではAPTX4869や組織の研究内容について徐々に詳細が明らかになり『不老不死』などのキーワードが繰り返し登場しているからだ」と説明した。

記事は、「工藤新一は江戸川コナンへと幼児化し、灰原哀も小学生の姿となった。一方でベルモットは長年若々しい容姿を保ち続けている。こうした数々の描写から、黒ずくめの組織が数十年にわたり追い求めてきた究極の目的は『老化の克服』である可能性が高いと考えられている」と言及。「果たして、今回再び注目を集めた『黒い赤ん坊』は、単なる背景キャラクターなのか。それとも烏丸蓮耶に関する重要な伏線なのか。あるいは作者・青山剛昌氏が意図的に仕掛けたミスリードなのか。その答えを知るのは、おそらく作者本人だけであろう」と述べた。

その上で、「30年にわたり作品を追い続けてきたファンにとっては、かつて何度も語り合った伏線が再び脚光を浴びていること自体が、十分に胸が

躍る出来事である。『名探偵コナン』は、少しずつではあるが確実に真相へと近づいている」と結んだ。

この「黒い赤ん坊」に関して、中国のネットユーザーからは「どれだけの量を飲んだんだよ」「APTX4869を飲み過ぎた疑いがあるな」「140歳くらいから赤ん坊になるなら、薬を1本丸ごと飲むレベルじゃないと無理そう」との指摘があった。

また、「この薬そんなに強力なのか? 。ベルモットは若返り、ボスは赤ん坊にまで戻った。工藤新一の薬の効き目なんてまだまだ甘いな。時間の巻き戻り幅が全然違う」「ベルモットはずっと若い姿のままだし、メアリーは若返ったけど体調が悪くてせきも治っていない。灰原とコナンは成長が止まっている。一方で薬を飲んで死んだ人もいるし…どういう法則なのか分からない」とAPTX4869の仕組みに疑問を抱く声も相次いだ。

一方で、「いや、同じ薬じゃない。烏丸が飲んだのは宮野夫妻が作った薬で、コナンたちが飲んだのは志保(灰原)が開発したものでは?」「灰原版の改良薬は成長が止まるだけなのかもしれないけど、宮野夫妻のオリジナル版は時間とともにどんどん若返る可能性もある…」との考察も寄せられた。

さらに、「ベルモットが変装していて、その黒い顔のボスを連れていたんだろう」「プログラマーの板倉卓がベルモット側から聞いた猫の鳴き声は実は赤ん坊になった烏丸蓮耶の声だったのかもしれない。そして、この(『黒い赤ん坊』を連れた)老婆はベルモットの変装だった可能性もある」と推理するコメントも寄せられた。

そのほか、「それだと不思議だな。ボスが薬で体が縮むことを知っているなら、コナンの正体も気付けそうなものだけど。あれだけ巨大な組織なんだから、全員が間抜けというわけでもないだろうし。どう説明するんだろう」とのコメントも見られた。(翻訳・編集/岩田)

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