2026年6月21日、中国のSNS・小紅書(RED)に「日本サッカーの勝利は最もシンプルで素朴な価値観が勝利した結果」と題した投稿があり、中国のネットユーザーの反響を呼んでいる。

投稿者は、「日本サッカーの勝利は、最もシンプルで素朴な価値観が勝利した結果である。

すなわち、地道な努力を長く積み重ねてこそ成功をつかめるということだ。だからこそ、普通の人であればあるほど、この結果に勇気づけられるべきではないだろうか。生まれつきの身体能力に恵まれていたわけでもなく、たまたま世界的なスター選手が現れたわけでもない。競技としてのスタートも遅く、30年前には中国代表にも勝てなかった。それでも彼らがやってきたことは、ただひたすら地道な努力を積み重ねることだけだった」とつづった。

その上で、「これは子どもの頃から教えられてきた『努力は報われる」という最も普遍的な価値観が、まさに形になった成功例ではないだろうか。今の時代は『近道』に頼り、何事も『ショートカット』を求める風潮がある。しかし、努力よりも近道の方が常に優先される社会になってしまえば、それこそ普通の人にとっては災難である。それでも日本サッカーは、この世界の大半のことにおいて、本当に信頼できる道とは、真面目に取り組み、物事の法則を尊重し、地道な積み重ねを続けることなのだと私たちに教えてくれた。それこそが、普通の人が希望を持てる理由なのだと思う」と論じた。

これに対し、中国のネットユーザーからは「本当にそう。日本は正しい価値観を持っていたことが強みだったんだと思う」「私も同感。

どうして自分たちは日本みたいにできないんだろう」「日本社会で広く発信されている価値観も同じだよね。普通の人でも、地道で地味な努力を積み重ねれば成果を出せるという考え方」「固定観念にとらわれず、事実に基づいて考え、時代に合わせて変化し、現実を重視する。そうした姿勢こそが、この国が今に至るまで発展できた土台だと思う。若者には情熱だけでなく、勇気と責任感も必要だ」と日本社会の価値観を評価するコメントが相次いだ。

また、「試合を見て感じたのは、とにかく堅実だということ。まるで学生が決められた手順通りに問題を丁寧に解くように、決まりごとを守りながらチームとして試合を組み立てている。見終わった後には不思議と安心感があった」「失敗を糧に奮起し、よく考えた上で専門分野に力を入れる。方向性が正しく、歩みも着実なら、時間をかけて成果が実るのは当然だ。見習うべき点は多い」「結局のところ、長期的な視点で真面目に取り組み続けていることが大きい。それができれば最低ラインは高く保てる。日本の国民性には合っているけれど、中国ではそれがとても難しい」と分析する声もあった。

そのほか、「日本にはもっと先へ進んで、誰も無視できない存在になってほしい」「サッカーという観点では、日本はアジアの誇りだ。

あの粘り強さや努力には感動するし、もっと上まで勝ち進んでほしい」「自分はずっと日本代表のファンだ。中田英寿の頃から応援している。日本サッカーの純粋さやスポーツマンシップには心から感心している。スポーツの魅力って、本来こういうものだよね。まるで『キャプテン翼』のような熱い世界だ」などと支持するコメントも寄せられた。(翻訳・編集/岩田)

編集部おすすめ