2026年9月12日、中国のSNS・小紅書(RED)に、「千と千尋の神隠し」の食事シーンに対する感じ方が日本人と中国人で違うようだとの投稿があり、中国のネットユーザーから多くの反応を集めている。

投稿者は、「私の日本人の義母と日本人の夫は、そろって『千と千尋の神隠し』で千尋の両親が食事をするシーンを『気持ち悪い』と感じるらしい。

食べ物も食欲をそそらないどころか、奇妙に見えるという。生粋の中国人である私は、子どもの頃からこのシーンを見るたびにお腹が空き『すごくおいしそう!』と思っていた。これはいったい、どのような文化の違いなのだろうか」と問い掛けた。

この投稿に対して、中国のネットユーザーからは「私は本当に、あの大きくて丸くてやわらかい、肉まんみたいな食べ物を一度食べてみたい」「子どもの頃、この場面を見ると急に食欲が湧いてきた…。まったく怖いとは思わなかったし、たぶん単純に食いしん坊だったんだと思う」「千尋のお母さんが『骨までやわらかい』って言っていたのを今でも覚えてる。あれは絶対、長時間煮込んで味がしっかり染み込んだやつだよね。ああ、どれだけおいしいんだろう。想像するだけでもたまらない」と投稿者に共感するコメントが寄せられた。

一方で、「子どもの頃に見た時から、ずっと不気味だと思ってた。特にお父さんが食べている、何とも言いようのないあの食べ物」「子どもの頃に見た時は、かなり怖かった。2人が座った途端に食べ始めて、食べるほどスピードが上がって、どんどんむさぼるようになっていく。誰もいない静まり返った場所だから、ものすごく異様に見えた。

まるで何かに取りつかれたか、呪いをかけられたみたい。私の目には、単に食欲があるというより、欲望に支配されて理性を失っているように感じられた」などと、恐怖感を抱いたとの声も相次いだ。

また、「私もすごく恐ろしいと思う…。あの大量に食べて豚になる場面のせいで、ずっと『千と千尋の神隠し』を怖い作品だと思ってた。あのおばあさんや、全身真っ黒なやつのせいでもあるけど」「小学生の頃に見たから、完全にトラウマになってる…。人間はこんなふうに食べないだろうと思ったし、一度にあんな大量のものを食べるのも、脂っこすぎて気持ち悪かった。巨大な塊をそのまま口に押し込むし…。最後には豚になっちゃうし、あああああ」とのコメントも続いた。

さらに、「今の大食い配信を見ているような感覚がある。何度か噛んだだけでそのまま飲み込んでいて、見ているこっちまで苦しくなって、吐きそうになるというか、ちょっと共感性のえずきがある」「日本人って鶏を丸ごと持ち上げてかじるような食べ方はあまりしないみたい」「ああいう食べ方自体が向こうの習慣じゃないんだと思う。日本に行ってみれば分かるけど、日本人って普段の食事でもかなり遠慮がちというか、あんなふうに豪快に食べる姿はあまり見ないし」と分析するコメントも見られた。

このほか、「日本人って、食べ方にもけっこうこだわりがあるみたい。

手づかみで食べ物をかじるのを、行儀が悪いと感じるのかもしれないね。中国人は食事中のルールがそこまで多くないから、ロブスターやカニ、鶏肉、アヒル、ハトなんかは、手で裂いたりかじったりしたほうがおいしいと思えば、絶対に手を使うと思う。むしろ、手で食べるのはすごくおいしいものだからこそ、箸まで置いてしまうんだよね」と違いを比較するコメントも寄せられた。(翻訳・編集/岩田)

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