2026年9月13日、韓国メディア・韓国経済は、韓国では飲食店内での喫煙が全面的に禁止されている一方、日本と中国では現在も店内でたばこを吸える飲食店が少なくないため、現地の喫煙文化に戸惑う旅行者も多いと報じた。

韓国法務部の出入国統計によると、25年に韓国から海外へ出国した2955万人のうち、日本を訪れた人は946万人で最も多かった。

中国を訪れた人は150万人で4番目だった。両国への訪問者を合わせると年間約1100万人に上る。

韓国では15年から国民健康増進法に基づき、面積にかかわらず、すべての飲食店で屋内喫煙が禁止されている。禁煙区域で喫煙した場合、喫煙者には10万ウォン(約1万1000円)の過料が科される。飲食店を禁煙区域として指定・表示しなかった事業者には、1回目の摘発で170万ウォン(約18万7000円)、違反を繰り返した場合は最大500万ウォン(約55万円)の過料が科される。電子たばこも規制の対象となっている。

こうした中、韓国を訪れた中国人観光客が飲食店でたばこを吸い、店員や周囲の客から注意されても喫煙を続けたとして、問題になったこともある。

一方、日本では2020年東京オリンピック・パラリンピックを機に改正健康増進法が施行され、従業員を雇用している飲食店やバーでは屋内での喫煙が原則として禁止された。ただし、既存の店舗のうち、資本金5000万円以下、客席面積100平方メートル以下の小規模な飲食店については例外が認められている。このため、街中の小規模な居酒屋やバーなどには店内で喫煙できる店が現在も残っている。

中国では、都市ごとの条例を中心に飲食店や公共の場所での屋内喫煙が規制されている。北京では15年に公共施設や飲食店などでの屋内喫煙が禁止された。

喫煙者には最高200元(約4600円)、管理を怠った店舗には1万~3万元(約23万~69万円)の罰金が科される場合がある。

ただ、北京や上海などの大都市では喫煙規制が強化されているものの、中小都市や地方の店舗では取り締まりが緩く、店内での喫煙が黙認されているケースも少なくないという。

韓国を訪れる外国人旅行者は、飲食店でたばこの臭いがしないことを韓国の特徴として挙げることもある。一方、日本や中国を訪れた韓国人の中には食事中に隣の席でたばこを吸う光景に不快感を示す人もいる。

韓国のネット上では、日本や中国を訪れ、飲食店での喫煙に衝撃を受けたという投稿も多く見られ、「韓国の喫煙文化は他国と比べるとかなり先進的だ」と評価する声が上がっている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「飲食店でたばこを吸わないのは本当にいいことだと思う」「韓国の禁煙政策は世界でも最も厳しいのでは。異例の速さで禁煙文化が定着したよね」「韓国は真の先進国だ」といった声が寄せられた。

一方で、「他国の文化は尊重しよう。嫌なら喫煙できる店に行かなければいいんだから」「海外に行って自国の文化を強要するな」「日本は街中ではたばこが吸えない。自分は飲食店での喫煙より、店の前で何人か集まって吸っている方がどうかと思う」「店の前で吸って、吸い殻をポイ捨てする人が多いよね」など否定的なコメントも多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

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