自律反発狙いの買いが先行する流れ。ハンセン指数は前日、2025年6月19日以来、1年ぶりの安値水準を切り下げていたとあって、値ごろ感が着目されている。中東不安の後退や、中国の政策に対する期待感も支えだ。ただ、上値は限定的。中国の内需不振や、米国の利上げ観測などが引き続き重しとなっている。ハンセン指数も安く推移する場面がみられた。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、創薬支援の無錫薬明康徳新薬開発(2359/HK)が9.7%高、ICファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が8.4%高、バイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術(2269/HK)が5.1%高と上げが目立った。
セクター別では、半導体が高い。SMICのほか、華虹宏力半導体(1347/HK)が16.0%、キン捷電子科技(江蘇)(6675/HK)が6.8%、兆易創新科技集団(3986/HK)が5.2%ずつ上昇した。ハンセン科技(テック)指数は1.3%高と他の主要指数をアウトパフォームしている。
医薬セクターも急伸。無錫薬明や薬明生物のほか、艾美疫苗(6660/HK)が7.1%高、四環医薬HD集団(460/HK)が4.7%高、江蘇恒瑞医薬(1276/HK)が4.2%高で引けた。
半面、非鉄・産金セクターは安い。新疆新キン鉱業(3833/HK)と佳キン国際資源投資(3858/HK)がそろって5.2%、江西銅業(358/HK)が4.8%、赤峰吉隆黄金鉱業(6693/HK)が4.1%、霊宝黄金(3330/HK)が3.6%、中国黄金国際資源(2099/HK)が2.2%ずつ下落した。金属市況安が逆風。24日の上海期貨交易所(上海先物取引所)では、主要な非鉄金属の先物が前日に続き安く推移している。ほか、昨夜のNY金先物は3日続落した。
保険・証券セクターもさえない。中国人民保険集団(1339/HK)が4.4%安、中国人寿保険(2628/HK)が4.0%安、中国太平洋保険集団(2601/HK)が3.0%安、広発証券(1776/HK)が4.6%安、中信建投証券(6066/HK)が4.3%安、中信証券(6030/HK)が2.9%安で前場取引を終えた。
本土マーケットは続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.25%安の4096.14ポイントで前場取引を終了した。金融が下げ主導。公益、自動車、不動産、インフラ関連、消費なども売られた。半面、ハイテクは高い。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











