17日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比16.00ポイント(0.41%)安の3875.60ポイントと反落した。
 投資家の慎重スタンスがやや強まる流れ。
米追加利上げ観測がマイナス材料だ。昨夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、予想通り約3年ぶりに政策金利の0.25%引き上げを決定。参加者の政策金利見通し(ドットチャート)では、年内にあと1回の追加利上げが示されている。金利高が経済やマーケットの足かせになると危惧された。
 ただ、下値は限定的。原油高騰の一服が好材料だ。サウジアラビア産原油の供給懸念が後退し、昨夜のWTI原油先物は前日比3.2%安の102.43米ドル/バレルと3日ぶりに反落。17日の時間外取引でも下落が続いている。指数はプラス圏で推移する場面もあった。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、産金・非鉄や石油など資源関連の下げが目立つ。山東黄金(600547/SH)が6.5%安、紫金鉱業集団(601899/SH)が3.9%安、洛陽モリブデン(603993/SH)が2.7%安、江西銅業(600362/SH)が1.9%安、中国石油天然気(601857/SH)が1.8%安、中国石油化工(600028/SH)が1.3%安で引けた。
 発電株もさえない。
北京京能電力(600578/SH)が2.8%、華電国際電力(600027/SH)が2.2%、上海電力(600021/SH)が1.8%、大唐国際発電(601991/SH)が1.6%ずつ下落した。ハイテク株、軍需産業株、金融株なども売られている。
 半面、自動車株はしっかり。遼寧曙光汽車集団(600303/SH)が4.1%、賽力斯集団(601127/SH)が3.5%、安徽江淮汽車集団(600418/SH)が1.7%、東風汽車(600006/SH)が1.4%ずつ上昇した。業界再編の思惑が広がっている。地方政府系の広州汽車集団(GAC:2238/HK、601238/SH)は14日、資本再編で、中央政府系の中国第一汽車集団(一汽集団)が2位株主になると発表した(広州汽車のA株は売買を一時停止中)。ほか、医薬株、不動産株、消費株も買われている。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.17ポイント(0.06%)安の295.45ポイント、深センB株指数が0.55ポイント(0.05%)高の1166.04ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
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