「プレシーズンから積み上げてきたものを、全て良かったわけではないけど、いろいろとトライしてくれた」と横内昭展監督。山形は縦への速さを意識した攻撃で幾度となくチャンスを作ると、その狙いが実を結ぶ。抜け出した氣田亮真がエリア内で倒されてPKを獲得すると、ディサロ燦シルヴァーノが落ち着いて決め、20分に先制に成功した。35分には栃木CのDFシモンズ・エイデンが一発退場となり、数的優位に立つ。なかなか追加点が奪えない時間が続いたが、後半アディショナルタイムにカウンターから新加入の川名連介が決めて勝負あり。記念すべきホームでの開幕戦を白星で飾った。
サッカーでは11人対10人の場合、想像以上にスコアが動かない展開もよくあること。「我慢しながらも、まずは2-0にさせないこと。後半の立ち上がり、選手たちはしっかりと体を張って守ってくれましたし、攻撃に移行した時はゴール付近まで行けていたので、セットプレーも含めてかなり惜しかったと思う」とは、栃木Cを率いる今矢直城監督の弁。一人少ない栃木Cは『4-3-2』の布陣で耐えつつ、吉田篤志らの馬力ある突破やセットプレーで山形ゴールに襲いかかった。
その今矢監督が「相手GKのファインセーブがなければ、同点にするチャンスは何回もあった。
佐藤は大津高校、筑波大学を経て、2026年に浦和入り。ガンバ大阪との新シーズン開幕戦でもスタメンを張った40歳GK西川周作の牙城を崩すことはできず、新シーズンから山形への武者修行を決断した。開幕スタメンを勝ち取ると好セーブを連発し、早くも山形のファン・サポーターの心をガッチリと掴んだ。「移籍する前からしっかり試合に出る準備を続けていたので、そういった準備が今日結果に現れて、クリーンシートという形で終われて良かったです」と佐藤。「まだ1試合終わっただけ。もう過去のことなので、すぐに(次節は)アウェイで湘南戦もありますし、自分としてもチームとしてまだうまくいかなかった部分もあるので、しっかり改善して、この勢いのまま波に乗れたら」と見据えた。
横内監督も「今日も彼に助けられたのは、何シーンですかね。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)
【ハイライト動画】佐藤瑠星が好セーブ!モンテディオ山形vs栃木シティ

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