◆第108回全国高校野球山梨大会▽準々決勝 山梨学院7―0駿台甲府=7回コールド=(山日YBS球場)
山梨では今秋ドラフト1位候補の投打二刀流、山梨学院・菰田陽生投手(3年)が「4番・一塁」で出場。左手首を骨折した今春センバツ1回戦・長崎日大戦以来の一塁守備に就き「不安はない」と投打に野手を加えた完全復活をアピールした。
一塁ベース付近で放たれる圧倒的な存在感。身長195センチの頼れる主将が完全復活だ。今秋ドラフト1位候補に挙がる山梨学院・菰田が、今夏初めて一塁守備に就いた。公式戦では、左手首を骨折した今春センバツ以来117日ぶりだったが「不安はない。守備に就いた方が気分もあがる。集中力も保てるし、体も動く」。投打二刀流プラス一塁という本来の菰田のスタイルが戻ってきた。
今夏、着実にステップを踏んできた。6日の初戦で特大アーチをたたき込んで打の不安を一掃すると、12日に行われた巨摩との2回戦では4点リードの9回に登板。昨秋以来の公式戦登板を無失点で終えた。この日は今夏初の4番起用。
イメージ通りの起用でもあった。準々決勝からの一塁手起用について、吉田洸二監督(57)は「予定通り。自分が敵だったら、一塁に菰田がいるのといないのでは全然違うと感じる。プロからも関心を持たれる選手だから、打つ、守るもした方が彼の進路に良いと思った」と6月の抽選会時から決めていたと説明。これまでの2試合は1年生の倉田雄星内野手を4番に据えてきたが「(倉田の)気を楽にしようと思って。何番を打っても変わらないのが菰田」と絶大な信頼を置いて4番に据えたことを明かした。
チームは初戦から3試合、計21イニング連続無失点で4強入り。主将、エース、4番としてチームを引っ張る二刀流は「ここからは投手で出ようが一塁で出ようが打者で出ようが関係ない。
◆今夏の菰田 1回戦・韮崎戦に「3番・DH」で先発し、公式戦に106日ぶりの出場。3回無死三塁から左中間スタンド上段へ高校通算39本目となる2ランを放つなど、2安打2打点。2回戦の巨摩戦は「3番・DH」で1安打。4点リードの9回には投手として238日ぶりの公式戦登板を果たし、無安打無失点だった。










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