◆第21回キーンランドC・G3(8月23日、札幌競馬場・芝1200メートル、良)=1着馬にスプリンターズSの優先出走権

 サマースプリントシリーズ第5戦が16頭で争われ、3番人気のウインカーネリアン(牡9歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父スクリーンヒーロー)がハナを切って粘りを発揮し、3着。17年当レースのエポワス以来、9年ぶり9歳馬のJRA平地重賞Vはならなかったが、大ベテランが存在感を見せた。

 同馬は8歳の昨年、スプリンターズSでG1初制覇。今年初戦の高松宮記念では7番人気ながら3着に入り、9歳でも衰えは全くない。キーンランドCは昨年5着に続く参戦。連覇がかかるスプリンターズSへ勝利で弾みをつけたかったが、勝利には届かなかった。

 勝ったのは5番人気のサウンドモリアーナ(武豊騎手)で勝ちタイムは1分7秒7。1番人気のパンジャタワー(松山弘平騎手)が2着だった。

 三浦皇成騎手(ウインカーネリアン=3着)「去年に比べると馬の仕上げの調整過程も違いましたし、ずいぶんと軽く感じました。そのぶん、本当に強い追い切りというのは、そんなにやっていなかったんですが、それでもここまで走れるのは充実期を迎えているのかなと思います。ここを叩いて去年と同じローテーションで秋にしっかりもっていけるようにしたいです。追い切りで芝コースで乗っても、他の競馬場と比べると、洋芝がこの馬にはマッチしていないなと思ったので、そのなかでこれだけ走れているのは、次に向けていいレースになったと思います」

 富田暁騎手(エーティーマクフィ=4着)「いい状態でもってきてくれましたし、スタートも内枠からよかったです。本当にいい位置をキープできたんですが、ちょっとテンも遅かったですし、展開のアヤかなと思います。素直に勝った馬も強かったです。

それでも力負けではないところを証明できたと思います。悲観する内容ではないと思います。いろんな競馬が出来るのが強みですし、本番の次に向けて頑張りたいです」

 岩田望来騎手(ロードフォアエース=5着)「外枠のぶん、しんどかったですね。最後はしっかり脚を使ってくれたんですけどね」

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