◆プロボクシング ▽WBOアジアパシフィック・バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ10回戦 王者・伊藤千飛―同級13位クレア・ヴィラロサ(9月5日、東京・後楽園ホール)

 WBOアジアパシフィック・バンタム級タイトルマッチの前日計量が4日、都内で行われ、王者・伊藤千飛(21)=真正=が53・4キロ、挑戦者の同級13位クレア・ヴィラロサ(フィリピン)が53・2キロでクリアした。

 4月の王座決定戦で、エイドリアン・レラサン(フィリピン)を1回2分46秒KOで下し、デビュー6戦目でベルトを巻いた。

初防衛戦へ向け「後楽園でのメインは初めてなので、普通じゃないくらい、すごい試合を見せてやろうかなと思っています。やっぱり井上尚弥選手に憧れてやってきたので、井上尚弥選手のような派手な倒し方を後楽園で見せたいです」と豪快なKO勝利を宣言した。

 世界ランキングもWBO8位、IBF12位に名を連ねる。今回の試合に向け、WBO世界スーパーフライ級王者・寺地拳四朗(34)=BMB=、WBA世界バンタム級王者・増田陸(28)=帝拳=、元IBF世界同級王者・西田凌佑(30)=六島=らとスパーリングを重ねてきた。9月27日にIBF世界スーパーバンタム級暫定王者決定戦に臨む西田とは約1か月前に6ラウンド拳を交えた。「うまかった。どの距離のボクシングにも対処してくると感じた」という。

 すでに次戦も決定している。来年のチャンピオンカーニバル出場をかけた、日本王座最強挑戦者決定戦で、日本同級2位の辻永遠(KWORLD3)と対戦する。ただ、「とりあえず、あしたの試合しか見ていない」と必勝を誓った。

 2日には、23歳の吉良大弥(志成)がデビュー5戦目でWBA世界ライトフライ級王座を獲得。同興行では18歳の藤木勇我(大橋)もプロ2戦目で5回TKO勝利を飾った。

伊藤はキックボクシング時代に、吉良と同じ興行で試合をしていた縁がある。また伊藤が小学3年の時に、ボクシング人生初めてのスパーリング大会の相手として小学1年の藤木と対戦したという。「刺激になりますね」。21歳の伊藤が、聖地・後楽園ホールでの飛躍を目指し闘志を燃やした。

 戦績は伊藤が6戦全勝(5KO)、ヴィラロサが7勝(4KO)1分け。

 興行はU―NEXTで独占ライブ配信される。

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