バスケットボール女子 W杯 日本 ― マリ(4日、ドイツ・ベルリン)

 世界ランキング10位の日本は、同ランキング18位のマリと激突する。

 登録メンバー12人のうち東京五輪の銀メダルメンバーは、5大会連続出場となる高田真希、町田瑠唯、宮沢夕貴主将、林咲希、東藤なな子の5人で、24年パリ五輪にも出場した。

 この5人にWNBAでプレー経験のある渡嘉敷来夢、今夏からWNBAエースズに加入し、世界の頂点で活躍する山本麻衣。さらに、若き司令塔、田中こころ、父はアイシンシーホース(現三河)で活躍した名シューターの後藤正規氏で、母もトヨタ自動車などでプレーし、世界選手権(現W杯)にも出場した高美さん(旧姓竹内)というサラブレッドの19歳、後藤音羽が入り、若手とベテランが融合したバランスの取れたチームで、世界と対峙(たいじ)する。

 パリ五輪後に就任したコーリー・ゲインズ監督のもと、日本の武器であるスピードに、ディフェンスやリバウンドにも注力し、チーム力を強化してきた。8月の韓国との強化試合を連勝。直近のベルギー(世界ランキング5位)との強化試合は連敗したとはいえ、初戦が1点差で2戦目は延長の末の敗退と2戦ともに惜敗。力を示すとともに、しっかり今大会に照準を合わせてきている。マリには体格では劣るものの、積み上げきた日本の武器で勝負する。

 一次リーグは4か国が4組に分かれて総当たりで争う。A組の日本はスペイン(世界ランキング6位)、ドイツ(同11位)、マリ(同18位)と同組。各組1位が準々決勝に進出。グループAとB、グループCとDの2位と3位準々決勝進出決定戦を行い勝者が決勝トーナメントに進む。

 今大会で優勝すれば28年ロサンゼルス五輪の出場権が得られるが、日本は、前回大会(22年)9位。

1975年に準優勝(過去最高)しているが、1979年大会の6位以降は決勝トーナメント(ベスト8)進出を逃してきた。厳しい戦いが予想されるものの、ベスト8を目標に掲げ、まずは2年後に向けて世界での「現在地」を探す。

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