イタリア代表の混乱に伊紙が苦言 「マルディーニ体制は終わって...の画像はこちら >>

3大会連続でW杯出場を逃したイタリア代表 Photo/Getty Images

「道徳的な基準は等しく適用すべき」

イタリア代表の監督人事を巡る混乱は、新たな局面を迎えた。アンドレア・ピルロ氏の招聘構想が頓挫し、パオロ・マルディーニ氏とレオナルド氏が辞任。

その後はロベルト・マンチーニ氏の復帰が決定的になったとされているが、伊『La Gazzetta dello Sport』は一連の騒動について厳しい論調で切り込んでいる。

同紙で編集長を務めるステファノ・バリジェッリ氏は、「マルディーニ=ピルロ路線はここで終わってよかった」と主張。マルディーニ氏とレオナルド氏は「共有(コンディヴィジョーネ)」を掲げながらも、実際には自分たちの考え方だけを押し通そうとしていたと指摘し、代表監督の最終決定権は技術責任者ではなく、会長にあるべきだと論じている。

また、ジョゼップ・グアルディオラ氏へのアプローチについても「実現不可能な夢を見せた」と批判。世界最高峰の指揮官という夢をファンに抱かせた結果、最終的にピルロ氏へと着地する流れが、かえって失望を大きくしたと振り返った。

さらに、現在有力候補とされるマンチーニ氏の復帰にも否定的な見解を示している。同氏は2023年にイタリア代表を率いたまま途中退任し、サウジアラビア代表監督へ転身。その経緯を踏まえ、「倫理的な理由でピルロを排除したのであれば、マンチーニを復帰させることも理解できない。道義的な基準は誰に対しても同じであるべきだ」と主張した。

一方で、同紙が最も適任として推したのはアントニオ・コンテ氏だ。「ドイツがユルゲン・クロップを選んだように、イタリアも今必要なのは最適な監督を選ぶこと」と訴え、長期的な理想論よりも、まずは結果を出せる指揮官を招聘すべきだと提言している。

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