カーボベルデ代表のボジーニャ photo/Getty Images
W杯で一躍脚光を浴びたボジーニャ
48カ国に拡大された今回のワールドカップで、躍進を見せた国の一つがカーボベルデ代表だ。ワールドカップ初出場ながら、スペイン、ウルグアイ、サウジアラビアという厳しいグループに入り、3戦3分けでグループステージ2位突破。
そんなカーボベルデを支えたのが、守護神ボジーニャだ。今大会のベストイレブンにも選出され、一躍時の人となったこの40歳GKは先日、チリの名門クラブであるコロコロに加入することが決まった。
しかしその新天地では「ボジーニャ」という名前をユニフォームに入れることができないという。ブラジルメディア『Globo』によれば、チリのプロサッカー協会(ANFP)が定めるリーグの規定では、愛称の使用が禁止されており、選手はユニフォームに自分の姓のみを表示することが義務付けられている。
ボジーニャの本名はジョジマール・エヴォラ・ディアス。「ボジーニャ」は彼の祖父母であるマリア・セニョリーニャ・ドス・サントスさんと、幼い頃に彼をサッカー場へ連れて行っていたマヌエル・ダ・ルス・モラエスさんがつけた、ポルトガル語で「おばあちゃん」を意味する言葉に由来する愛称だという。少年時代のボジーニャは年上の選手たちと一緒にサッカーをしており、負けず嫌いな性格で相手との接触で痛い思いをすると、怒りながら家に帰ることもあったという。友人たちは「またおじいちゃん・おばあちゃんのところへ助けを求めに走っている」とからかい、そのやり取りがきっかけで「ボジーニャ」という呼び名が生まれた。
この規定により、ユニフォームには「エヴォラ」または「ディアス」のいずれかを表示することになるとのこと。ただし例外として、コロコロがANFPに特別許可を申請し、連盟の承認を得ることができれば「ボジーニャ」という愛称を使用できる可能性もある。
コロコロにとって、ワールドカップで世界的に知られるようになった「ボジーニャ」という愛称をユニフォームに使用できない場合、マーケティング面でも影響が出る可能性がある。

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