ピンポン、食事、2部練習…… セリエAクラブのプレシーズン合...の画像はこちら >>

今季は欧州CLにも出場するローマ Photo/Getty Images

「何も偶然に任せない」

ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の率いるローマは、ウェールズでのプレシーズン合宿で徹底した準備を進めている。

イタリア『Corriere dello Sport』によると、ローマの合宿地であるWRUナショナル・センター・オブ・エクセレンスでは、選手たちの1日が細かく管理されているという。

起床後の朝食から始まり、午前10時30分には最初のトレーニング。昼食でエネルギーを補給した後、午後はリカバリーの時間を挟み、16時から再び練習に取り組む。夜20時にはチーム全員で夕食を取り、その日の活動を終える。

ハードな2部練習だけではない。休息時間には選手同士が卓球やビリヤードで交流するなど、チームの一体感を高める時間も設けられている。

しかし、ガスペリーニ体制で特に重要視されているのが「食事」だ。

合宿中に提供される料理は、ホテルやシェフと事前に細かく打ち合わせを行った上で決定される。食材の選択、調理方法、メニュー構成、食事の時間まで、すべてがパフォーマンス向上を目的として管理されている。

重視されているのは、新鮮な食材を使ったシンプルな料理。加工食品や脂肪分の多いメニューをできるだけ避け、選手が高い強度の練習をこなしながら素早く回復できる食生活を追求している。

また、選手ごとに栄養管理も異なる。ポジションや体格、目標とするコンディション、試合で求められる役割、ケガからの復帰状況などを考慮し、それぞれに合わせた調整が行われている。

ガスペリーニ監督が求めるのは、単に走れるチームではない。90分間、高い強度を維持し続けるための身体と精神を作り上げることだ。

「何も偶然に任せない」という姿勢は、戦術だけではなく、練習、休息、食事という日常の細部にも表れている。

ウェールズでの合宿は、新シーズンに向けた準備期間であると同時に、ガスペリーニ監督が理想とするローマになるための第一歩となっている。


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