「実は契約までしていた」 モウリーニョが明かした衝撃の過去 ...の画像はこちら >>

ジョゼ・モウリーニョ監督 photo/Getty Images

驚きの告白

ジョゼ・モウリーニョ氏が、2013年にマンチェスター・ユナイテッドの監督就任に向けて契約を結んでいたものの、最終的にチェルシーへ戻る決断をしていたことを明かした。新たなNetflixのドキュメンタリーで、当時の舞台裏を自ら語っている。

英『The Guardian』が報じている。

2013年5月、サー・アレックス・ファーガソン氏がマンチェスター・ユナイテッドの監督を退任。13度目のプレミアリーグ制覇を置き土産に、長期政権に終止符を打った。

その後任にはデイビッド・モイーズ氏が就任したが、わずか10カ月で解任。ユナイテッドはファーガソン氏の後を継ぐ指揮官探しに苦しむことになった。

しかし、実はモウリーニョ氏がその候補というだけではなかったという。

モウリーニョ氏はドキュメンタリーの中で、レアル・マドリーを退団した後、2013年にユナイテッドの監督就任に向けて契約を結んでいたと告白した。

「レアル・マドリーを離れたとき、サー・アレックスの後にマンチェスター・ユナイテッドへ行くため、契約を結んだ」

ところが、その決断は数時間のうちに覆ることになる。

モウリーニョ氏によれば、最終的にはチェルシーへ戻ることを選択。ファーガソン氏自身も当時の出来事を振り返り、モウリーニョ氏から涙ながらに電話があったことを明かしている。

「彼は私に電話をしてきて泣いていた。そして『アレックス、できない。
チェルシーに約束してしまった。約束を破るつもりはない』と言った」

ファーガソン氏は、モウリーニョ氏がチェルシーとの約束を守ろうとした理由について理解を示しながらも、「失望した」と振り返った。

モウリーニョ氏にとってチェルシーは特別なクラブだった。2004年に初めて指揮を執ると、プレミアリーグ2度、FAカップ1度、リーグカップ2度を獲得。レアル・マドリーを離れた後、再びチェルシーへ戻ることを決断した。

「サー・アレックス・ファーガソンの後任になる機会を失ったことは劇的だった。でも後悔していない。心で決めたことだったから」

結果的にモウリーニョ氏がユナイテッドの監督に就任したのは2016年。2年半にわたってチームを率い、リーグカップやヨーロッパリーグなどのタイトルを獲得した。

もし2013年にユナイテッドへ移っていれば、ファーガソン氏の後任としてクラブの歴史は大きく変わっていたかもしれない。今回明かされた「幻の後任劇」は、当時のサッカー界でも知られていなかった舞台裏だった。

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