お金でメンタリティーは買えない スパーズは今夏3億ポンド以上...の画像はこちら >>

トッテナムを率いるデ・ゼルビ photo/Getty Images

ニューカッスルに0-2で敗戦

トッテナムは今夏の移籍市場で総額3億8000万ポンドを投じた。しかし、ロベルト・デ・ゼルビ率いるチームは、ニューカッスルに0-2で敗れ、開幕からリーグ戦2連敗となった。

トッテナム・ホットスパー・スタジアムには新戦力への期待があふれていた。8人の新加入選手のうち5人が先発し、マンチェスター・シティから6000万ポンドで加入したFWオマル・マルムシュもデビュー。ニューカッスルから1億ポンドで加入したMFサンドロ・トナーリも本拠地で初出場を果たした。

しかし、試合ではニューカッスルが先に主導権を握った。後半17分、マンチェスター・シティから加入したMFニコ・ゴンサレスの右サイドへのロングパスから、ボールがつながり、FWエランガがトナーリをかわして先制。さらにセットプレーからFWヨアネ・ウィッサが追加点を奪った。

トナーリはその3分後に交代。スタンドからは大きな歓声とともに「ビッグクラブに残るべきだった」とのチャントも起こった。

もちろん、デ・ゼルビは新戦力が連係を深めれば改善すると考えている。移籍期限までにさらなる補強が行われる可能性もあるようだ。『ESPN』が報じている。

ただし、トッテナムが抱える問題は新戦力の質だけではない。今季は1974-75シーズン以来初めて、リーグ開幕から2試合連続で無得点に終わった。さらに直近3シーズンのホームでのリーグ戦敗戦数は21試合に達し、ウォルバーハンプトンと並んで最多となっている。

デ・ゼルビも最大の課題として「正しいメンタリティーを見つけること」を挙げた。多くの選手を移籍市場で獲得するだけでは、適切なメンタリティーを手に入れることはできない。選手を大きく入れ替えたとしても、すぐにバランスが見つかる場合もあれば、時間が必要な場合もあるという。

今夏の大型補強によって、トッテナムの経営陣が上位進出への意欲を示したことは明らかだ。一方で、デ・ゼルビには高額な新戦力を一つのチームへとまとめ上げる仕事が待っている。

デ・ゼルビは2連敗だけで考えを変えるつもりはなく、選手たちの能力には大きな自信を持っていると強調。ただし、「今はまだ準備ができていない」とも認めている。大型補強が本当の意味で実を結ぶかどうかは、ここからのチーム作りにかかっている。

編集部おすすめ