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伝説の野球マンガ「キャプテン」「プレイボール」奇跡の復活、コージィ城倉「プレイボール2」

2017年4月6日 08時30分 ライター情報:オグマナオト
1984年、41歳の若さで逝去した漫画家ちばあきお。『あしたのジョー』で知られるちばてつやの弟でもある。

そのちばあきおが手がけた伝説の野球マンガ『キャプテン』と『プレイボール』、そして谷口タカオが帰ってきた。

4月5日発売『グランドジャンプ No.9』で遂に掲載された『キャプテン』『プレイボール』の続編、『プレイボール2』。作者は『グラゼニ』『江川と西本』(※森高夕次名義)『おれはキャプテン』などで知られる野球マンガのヒットメーカー・コージィ城倉だ。

『グランドジャンプ』にはコージィ城倉インタビューも収録。その中には、次の言葉があった。

《ちばあきおとちばてつやの世界というのは、もう、ロングの美学だから》

復活1コマ目は、まさに、ロングでの荒川・河川敷グラウンドの描写から。
舞台は『プレイボール』が終わった1978(昭和53)年。
復活第1話は、その時代背景と舞台設定、3年谷口・2年丸井・1年イガラシを中心に墨谷高校野球部の主要メンバーを描く、実に丁寧な展開だ。1978年のヒット曲「サウスポー」から物語を展開させる当たりが実に巧い。

続編であり、新連載。
不朽の名作でありつつも、約40年前の作品。
作者が代わり、でも、絵柄は一緒。

その立ち位置の難しさ、制約の多さを絶妙にハンドリングした、見事な「第1話」といえる。

その魅力は、ぜひ『グランドジャンプ』で確かめて欲しい。集英社も力を入れているようで、コンビニの棚でこれほど『グランドジャンプ』を見かけたのは久しくない、という程に並べられている。電子版も売れ行き好調のようだ。

本稿では、同『グランドジャンプ』に収められた作者・コージィ城倉のインタビュー、およびその他のインタビューを通して、『プレイボール』復活の経緯を探ってみたい。

「子どもの頃、ちばてつやさんやちばあきおさんの作品を見て育った」コージィ城倉


『キャプテン』と『プレイボール』。
野球文化史、野球マンガ史の上でも足跡は大きく、さらには多くの野球人に愛され、影響を与え続けてきた作品でもある。

あのイチロー(マーリンズ)も、かつて『キャプテン』について熱く語ったことがある。
《みんな個性があって、それぞれ面白いんですけど、自分に近いなと思うのはイガラシですね。 顔も似てるし、上級生に対する生意気なところなんていうのも、僕と同じですから(笑)》(石田雄太氏著「イチローイズム」より)

元メジャーリーガーでオリックス2軍監督の田口壮は「一番刺激を受けたのは『キャプテン』」とweb sportivaの企画で語り、ヤンキース田中将大は「『努力は報われる』ということがわかる作品。

ライター情報

オグマナオト

福島県出身。『週刊野球太郎』『web R25』を中心にスポーツネタ、野球コラムを寄稿。構成した本に『木田優夫のプロ野球選手迷鑑』『福島のおきて』など。

URL:Twitter:@oguman1977

コメント 4

  • 匿名さん 通報

    お前は丸井にバットで殴られろ(笑)

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  • 匿名さん 通報

    ちは先生は谷口を甲子園に行かせて、大学に行かせると言っていたらしいですよ。

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  • 匿名さん 通報

    国民が騒ぐべきって言っても時代にそぐわないよ。娯楽が少なくてTV中継の相撲と野球しかなかった頃と比べて、今は人気少ないでしょ、野球。

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  • 匿名さん 通報

    谷原vs東実も見てみたいような^ ^

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