今注目のアプリ、書籍をレビュー

6

ドラマスペシャル「探偵物語」今夜放送を前に映画版振り返りながら、新作を予想してみた

2018年4月8日 08時45分 ライター情報:近藤正高
今夜9時より、テレビ朝日に今季より新設された「日曜プライム」の枠でドラマスペシャル「探偵物語」が放送される。原作は赤川次郎の同名小説。同作はもともと短編(『一日だけの殺し屋』所収)だったのを、薬師丸ひろ子主演で映画化するため長編に伸ばす形で書かれた。映画「探偵物語」は、薬師丸の相手役となる探偵に松田優作を据え、根岸吉太郎監督により1983年7月に公開された。
薬師丸ひろ子と松田優作が共演した角川映画「探偵物語」(1983年)。その30年後、松田の長男・龍平と薬師丸が朝ドラ「あまちゃん」で共演したことから、本作もあらためて話題にのぼった。現在はDVDのほかアマゾンプライムの配信でも観られる

薬師丸はこれより前、1982年の正月映画「セーラー服と機関銃」に主演したあと、大学受験のため芸能活動を1年間休止しており、本作は復帰作として注目を集めた。ちなみに同時上映は原田知世主演の「時をかける少女」(大林宣彦監督)だった。2作とも角川書店製作のいわゆる角川映画で、配給収入は28億400万円と、角川映画では最大のヒットとなる。

「探偵物語」は翌84年には、薬師丸・原田とともに「角川3人娘」と呼ばれた渡辺典子の主演で、柄本明を相手役にテレビドラマ化されている(このとき演出を務めた高橋伴明は、映画版を手がけた根岸吉太郎と同じく「ディレクターズ・カンパニー」という監督集団に所属していた)。今回のドラマはそれ以来、じつに34年ぶりの映像化ということになる。この記事では、放送にあわせて、映画版「探偵物語」についてちょっと振り返ってみたい。

映画「探偵物語」の裏テーマは“身長差”と“年齢差”


映画「探偵物語」で薬師丸ひろ子が演じるのは、金持ちのお嬢様である大学生の新井直美。両親はアメリカにおり、お手伝いの長谷沼(岸田今日子)と屋敷で暮らしていたが、まもなく彼女も渡米することになっていた。そんなある日、直美のあとをつける長身の男が現れる。男は、彼女が大学の先輩とデートして、ホテルで一晩をすごそうとしていたところを呼び出すも、かえって怪しまれ、警察に突き出されてしまう。そこでようやく彼は、直美の監視役兼ボディガードとして雇われた探偵だと明かした。その名は辻山秀一。

その後、二人は、辻山の別れた妻・幸子(秋川リサ)が、愛人だった暴力団組長の息子が殺される事件に巻き込まれたことから、組のヤクザから追い回されながらも、真犯人捜しに乗り出す――。

それまで、同じタイトルのドラマ「探偵物語」(本作とはまったくの別作品)などアクション物で人気を集めた松田だが、この映画ではアクションシーンは一切なし。スーツもシワだらけで、どこか冴えない中年探偵を好演した。

ライター情報

近藤正高

ライター。1976年生まれ。エキレビ!では歴史・科学からドラマ・アイドルまで手広く執筆。著書に『タモリと戦後ニッポン』(講談社現代新書)など。愛知県在住。

URL:Culture Vulture

「ドラマスペシャル「探偵物語」今夜放送を前に映画版振り返りながら、新作を予想してみた」のコメント一覧 6

  • 匿名さん 通報

    そんなに不倫したければ離婚すれば?隠れて不倫を続ける卑怯者にはそんな勇気も金もないんだろうな。甲斐性が隠れて不倫を続けるわけだし。その内暴露されるか刺されるかするだろうな。御愁傷様。

    14
  • 匿名さん 通報

    ???? >二階堂もすでに演技派として評価され

    5
  • 匿名さん 通報

    ザパニーズとジャパニーズの差は?日本人みたいなものと日本人の差は?

    2
  • 匿名さん 通報

    斎藤工じゃなくキムタクかマツジュンですれば良かったのに。ジャニーズに会心の一撃が起こるだろうな。

    0
  • 匿名さん 通報

    いや、昔の人は、不便でストレスが多かったり親世代や幼児期の栄養状態が悪いため、老けやすい。現代人より10歳くらい更けてる。また、大人になり切れない現代人とは違い、精神的にも大人だ。

    0
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!