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20代男性の「外出離れ」原因はネットか “外では金なければ何もできない”の声

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国土交通省は11月21日、2015年に実施した「全国都市交通特性調査」の集計結果の詳細なレポートを公表した。「全国都市交通特性調査」とは、全国70都市において、人々がどのような目的で移動しているか、どのような交通手段を利用しているかなど、人の動きからみた”交通実態”を調査するもの。これまで1987年、1992年、1999年、2005年、2010年、2015年の6回に渡って調査を実施してきた。

その結果、20代男性の休日の外出が30年間で半減していることが明らかとなったのだ。

原因は「インターネット・スマートフォンの普及」「宅配便の増加」


若者(20代)の外出率(平成27年全国都市交通特性調査 集計結果より)

調査日に一度でも外出した人の割合を示す「外出率」によると、全体の平均が平日80.9%、休日59.9%だったのに対し、20代男性は平日81.2%、休日51.1%と、全年齢と比較しても外出率が低くなっている。外出傾向があまり変わらない65歳~75歳と比べても、20代男性は2人に1人が休日に外出をしていないことになるのだ。

若者(20代)の一日あたりの移動階数の推移(平成27年全国都市交通特性調査 集計結果より)

続いて、1日に移動する平均回数を表した「移動回数」を見てみると、20代男女ともに平日の「業務目的」の移動が1987年に比べ74%も減少しており、休日の「買物以外の私用(食事、観光、送迎、その他私用)」での移動も大きく減少している。これらの背景にはインターネットやスマートフォンの普及、宅配便の取扱数の増加などが関係しているとみられている。なお、インターネットの人口普及率は8割を超えており、スマートフォンの世帯保有率は近年急速に伸びている状況にある。

2017年11月22日 17時50分