「!!!? なに、このニオイ!?」「くっせ〜ッ!!」
ほんの1滴で、辺りを騒然の大パニックに陥れるジョークグッズがある。その名も「うんち香水」。
香水といっても、もちろんほんものの香水ではなく、単にうんちに似たニオイの出る液体だ。当然だが、中にうんちが入ってるわけでもない。好きこのんで体につける人もいない(たぶん)。
試しに1滴たらしてみようとフタをひねると、それだけで、ぷ〜んと部屋中に悪臭が広がった。実際にティッシュに1滴たらすと……。
くさっ!! 鼻がもげる!
確かに「うんち臭」。正確に言うと、「うんちの予兆臭(おなら臭)」の気もする(当社基準)。
「見知らぬ人の大勢いる電車の中や、レストランでやらないで下さい、思わぬもめごとになるといけませんから」などと、ずいぶんな注意が添えられているが、なぜこんなものを作ってしまったのか。
発売元のアイコに聞いてみると、
「弊社では、おなら・うんちをモチーフにした商品が多数ございます。その一環です」と、さらりとスゴイことをクールに言う。
この商品が発売開始されたのは、約20年前。由緒あるうんちのようだ。
気になる、リアルうんち臭の成分は、「水75%、アンモニア硫化物25%」。
「うんちの予兆臭」と感じたのは、やっぱりアンモニアの仕業だった。つまり、好意的に考えれば、「温泉のニオイ」といってもいいかもしれない。
ところで、こんな強烈なニオイを作るためには、ご苦労もあったのでは?
「容器からニオイが漏れ、倉庫中が臭くなったことがありました。現在、キャップを蝋で固め、ニオイ漏れを防いでおります」
さらに、うんち香水には、くりぃむしちゅー上田も真っ青の(ちょっと古い?)うんちについての「うんちく」がぎっしり書かれたパンフレット「うんち句集」もついている。うんちに対する、ほとばしる情熱を感じる作品だ。
それにしても、香水をたらしたティッシュを捨ててもなお、しばらくニオイが部屋中に充満している、このうんち臭パワー。
お昼ごはん前に試すんじゃなかったよ……。
(田幸和歌子)
ほんの1滴で、辺りを騒然の大パニックに陥れるジョークグッズがある。その名も「うんち香水」。
香水といっても、もちろんほんものの香水ではなく、単にうんちに似たニオイの出る液体だ。当然だが、中にうんちが入ってるわけでもない。好きこのんで体につける人もいない(たぶん)。
試しに1滴たらしてみようとフタをひねると、それだけで、ぷ〜んと部屋中に悪臭が広がった。実際にティッシュに1滴たらすと……。
くさっ!! 鼻がもげる!
確かに「うんち臭」。正確に言うと、「うんちの予兆臭(おなら臭)」の気もする(当社基準)。
「見知らぬ人の大勢いる電車の中や、レストランでやらないで下さい、思わぬもめごとになるといけませんから」などと、ずいぶんな注意が添えられているが、なぜこんなものを作ってしまったのか。
発売元のアイコに聞いてみると、
「弊社では、おなら・うんちをモチーフにした商品が多数ございます。その一環です」と、さらりとスゴイことをクールに言う。
この商品が発売開始されたのは、約20年前。由緒あるうんちのようだ。
気になる、リアルうんち臭の成分は、「水75%、アンモニア硫化物25%」。
「うんちの予兆臭」と感じたのは、やっぱりアンモニアの仕業だった。つまり、好意的に考えれば、「温泉のニオイ」といってもいいかもしれない。
ところで、こんな強烈なニオイを作るためには、ご苦労もあったのでは?
「容器からニオイが漏れ、倉庫中が臭くなったことがありました。現在、キャップを蝋で固め、ニオイ漏れを防いでおります」
さらに、うんち香水には、くりぃむしちゅー上田も真っ青の(ちょっと古い?)うんちについての「うんちく」がぎっしり書かれたパンフレット「うんち句集」もついている。うんちに対する、ほとばしる情熱を感じる作品だ。
それにしても、香水をたらしたティッシュを捨ててもなお、しばらくニオイが部屋中に充満している、このうんち臭パワー。
お昼ごはん前に試すんじゃなかったよ……。
(田幸和歌子)
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