ガールズグループ・Rain Treeがパーソナリティを務めるニッポン放送『Rain Treeのラジオ予備校』(地上波番組は毎週日曜25時30分~40分放送、ポッドキャスト版は毎週木曜18時頃から配信中)の番組イベント第3弾「Rain Treeのラジオ予備校 3rd event」が7月11日(土)に開催されるのにちなみ、昨年末に日本工学院専門学校 蒲田キャンパス 片柳記念ホールで開催された、番組イベント第2弾『Rain Treeのラジオ予備校“暮れの公開授業2025”』のレポートをお届けする。
『Rain Treeのラジオ予備校“暮れの公開授業2025”』
本イベントは、前回の本編終盤に年内2回目の開催が予告されてから、10月26日放送回(ポッドキャスト版は10月30日配信)の「学生さんにインタビューをしよう!」コーナー内で詳細が発表された。
番組内でRain Treeのメンバーがインタビューを行った学生が在籍する学園のホールを会場とし、その学生をはじめとする在校生たちと一緒に作り上げるイベントとなることも併せて伝えられた。そうしたストーリーもありながら迎えた今回は、会場となったホールの雰囲気も相まって、より“予備校”らしい空気感に包まれる公演となった。メンバーもリスナーも学生時代を懐かしみながら、終始和やかで温かいムードの中、和気あいあいとしたひとときを楽しんだ。
『Rain Treeのラジオ予備校“暮れの公開授業2025”』
開演前、メンバーによる影アナウンスで注意事項の説明があった後、オープニングアクトとして指名され壇上に登場したのは、なんと吉川。ここで彼女は、円周率100桁暗唱チャレンジのリベンジに挑んだ。前回披露した際は36桁前後と微妙な結果に終わっていたが、今回の結果は……100桁を見事ノーミスで言い切ることに成功。祝福に駆けつけたメンバーとともに、「それでは『Rain Treeのラジオ予備校“暮れの公開授業2025”』、スタート!」と、高らかに開会宣言をすると、その勢いのままミニライブへ。2ndデジタルシングル「つまり」、「3秒ルール」をそれぞれの楽曲メンバーで披露した。
全員がステージに集まり、オープニングトークでは来場者特典のサイリウムを用いて、リスナーたちとのコミュニケーションを楽しんだ。客席一面がグリーンに輝く光景に感動しつつ、仲俣が「『Rain Treeのラジオ予備校』聞いたことないという方~?まじで怒らないから~!」と呼びかける。すると客席に数本のサイリウムが光ると、「怒ってないよ~!? (笑)」と反応し、盛り上がった。
そして話題は「今年成長したこと」へ移る。
『Rain Treeのラジオ予備校“暮れの公開授業2025”』
授業開始のチャイムが鳴り、最初のカリキュラムとして課されたのは、地上波・ポッドキャスト版ともに人気のあるコーナー「討論」。今回のお題は日本工学院の学生が発案しており、討論終了後には客席のリスナーがより納得したチームにサイリウムを振ることで投票し、勝敗を決定する。1問目のお題は「旅行は計画的に動く派?行き当たりばったり派?」。「計画的に動く派」チームには鈴野・朝宮・橋本、「行き当たりばったり派」チームには市原・葉山・水野が名乗りを上げた。
行き当たりばったり派の葉山が「旅行というものは、計画しないで歩いて、こんなお店あるんだ!こんな景色あるんだ!と見つけていくことが醍醐味ではないですか?」と投げかけると会場からも納得する反応が。同チームの市原は、計画をしても途中で行き当たりばったりの行動になってしまうのではないかと指摘した。対する橋本は、それは行き当たりばったりの行動ではなく、計画にも含まれた、相手を配慮する余白であると熱弁。客席の評価結果はかなりの接戦で「計画的に動く派」の勝利となった。
2問目のお題は「好きな食べ物は、先に食べる派?最後に食べる派?」。「先に食べる派」の論者は鈴野・水野・仲俣、「最後に食べる派」は吉川・遠藤・永瀬。はじめに発言したのは鈴野。「食べ物って、出た瞬間が一番美味しいんですよ!」との主張には会場も多数が共感。それに反論するように「好きなものはいつまで経っても美味しい!」と吉川。そのまま議論が白熱するかと思われたが、いつの間にか話題はケーキの上に載ったイチゴをいつ食べるのか、さらにはそのイチゴを最後までどのようにして取っておくのかについてまで広がり、当初のお題から脱線し両チームの意見が混ざり合ったまま討論タイムが終了してしまう事態に。良くも悪くも彼女たちらしい仲睦まじさが垣間見えたところで、客席の勝敗ジャッジが下されると、結果は「最後に食べる派」の勝利となった。
「討論」コーナーが終了して、ブレイクタイムショーとして行われたのは新野によるマジックショー。まず、トランプの山から仲俣が任意のカードを引き記憶。カードを再び戻し、山を完全に混ぜた後、新野はその中から仲俣の引いたダイヤの10のカードをノーヒントで引き当てた。続くもう一種のマジックも見事成功させ、会場からは歓声と拍手が巻き起こると、新野は「ザ・新野ショー」とアンニュイな表情で締めくくった。
チャイムが鳴ると、特別講師が登場。
『Rain Treeのラジオ予備校“暮れの公開授業2025”』
1問目は「電話出演してくれたリスナーが全然電話を切ってくれないとき、どうする?」。挑戦したのは永瀬と橋本。三四郎・相田が演じる電話を切ってくれないリスナーに対し、永瀬は「あっ!で、で、電波!電波が~!!」とドタバタ演技で話を遮り電話を切ると、会場は大爆笑に包まれた。橋本は「お時間が来てしまったので……」と誠実に説明して乗り切ろうと試みる。この回答に対し三四郎・小宮は、あくまで自分はリスナーと話をしたいけれども立場の高い人の指示で切らなければならない、ということを小芝居で匂わせるのも良いとアドバイス。これを受けてリベンジする橋本。ピンチの瞬間「番組プロデューサーが!」「秋元康さんが!」と小宮が細かく合いの手を入れ、笑いが起こった。
新野から模範解答をリクエストされた三四郎の二人。小宮は、相田演じるリスナーの止まらない話を逆手に取り、生放送中にも関わらず、相手の住所や電話番号を煽りながら次々に聞き出していく。
『Rain Treeのラジオ予備校“暮れの公開授業2025”』
続く2問目には「ラジオショッピングの商品の値段が明らかに高すぎるとき、どうリアクションする?」というお題が。挑戦したのは、朝宮と仲俣。最初に挑んだ朝宮は、「飲めばわかります!」と、明らかに値段の高いお茶に対し、商品の価値を堂々とアピール。これには三四郎の二人も「満点出たんじゃない?」と称賛。加えて「逆に見積もっていた値段より低かった場合もあるよね」と、別パターンの条件をつけて再度出題した。
しかし、これにも動じず「私の舌がばかでしたね~!」と自らを下げることで値段以上の商品であることをスマートに伝えた朝宮。圧巻の対応力に会場には拍手が巻き起こった。彼女の完璧な回答後に出番となってしまった仲俣は「本当にやりたくない~!」と緊張しながらブースに入ったが、持ち前の溌剌とした声色で、ときに「高い!」と正直な反応を見せながらも“高すぎる”うなぎを紹介した。
3つ目のお題は「サプライズでスタジオに乱入してきた有名人が、全く知らない人だったらどう乗り切る?」。
三四郎は、“いつもの”自己紹介と指定してしまった鈴野の回答に、相手が定型の挨拶を持っていなかった場合のリスクを指摘しながらも、本人から自己紹介させる流れを作ったことには高評価。小宮は「リスナーの皆さん!何の相田さんでしょうか!どんどんメールお願いします!」と、有名人の情報をクイズにすることで、パーソナリティ自身の無知をカモフラージュさせるアイデアも挙げた。
三四郎と最後に取り組むカリキュラムとして出題されたのは、「大物ゲストを迎えて番組を進行しよう!」。“めんどくさい”大物芸能人をゲストに迎えて番組を進行する上で、相手を不快にさせず引き立てるテクニックを学んでいく。今回もメンバーは1人ずつ挑戦。三四郎が大物ゲスト役となり、Rain Treeメンバーがゲストの地雷を踏んでしまったとジャッジした時点でバツの書かれた札を上げ、強制終了となる。
『Rain Treeのラジオ予備校“暮れの公開授業2025”』
最初の挑戦者は水野。番組ジングルが鳴り、「本日のゲストは、お笑いコンビ・三四郎の相田さんと小宮さんで~す!」と紹介したところで、まさかの強制終了。小宮は「なんで小宮が後なの!……って、そう言う人もいるからね」と、コメントした。続いて、吉川は三四郎の紹介で原稿を噛みまくり、トークに入る間も無く脱落。
最後に、お笑い好きを公言し、相田の個人YouTubeチャンネルをチェックするほどの三四郎ファンでもある市原が挑む。開始前からその愛は溢れ、自席を相田側に移動させたり、相田のバツ札を自分側に寄せたりと大暴走。番組ジングルが鳴り、ゲスト・三四郎の説明を始めるところまでは良いのだが、話す市原の目線は相田にのみ注がれ続けている。すると耐えかねた小宮は「ずっと目線がこっち(相田側)で寂しい!!」とバツ札を上げて強制終了。その後も小宮の「なんで鼻で笑ったんだよ」というツッコミの一言に「口で笑いました」と反論し、即強制終了を喰らってしまう市原。しかし、三四郎にも彼女のお笑い愛と熱が伝わったのか、最後のチャンスをもらえることに。
4度目の挑戦では、市原自身が好きな相田のYouTube企画「鼻うがい」を一緒にやりたいと提案。3人揃ってラジオブース内で鼻うがいをするというシュールな場面も。その後もバツ札を取り合い、謎のじゃんけん大会を始めてしまうという自由っぷりだったが、じゃんけんの勝敗が決まったところでゴングが鳴り、フィニッシュ。同時にコーナーも終了となった。
『Rain Treeのラジオ予備校“暮れの公開授業2025”』
このカリキュラムをもって今回の授業を全て終えたRain Tree。番組恒例の『フィードバックタイム』に移る。『フィードバックタイム』とは、毎収録後、主にラジオスタッフなどの大人が先生役となってRain Treeに本気のアドバイスを送るコーナー。今回は、特別講師の三四郎からの講評をいただくことに。小宮は「とりあえず困ったとき、ラジオは「電波が悪い!」あとは秋元康!」と総括。相田は今日のRain Treeを「94点!」と採点し、終始楽しそうで個々のキャラが立っていたと伝えると、メンバーは安堵の表情を見せていた。
そして、「せっかくなので、学生さんのフィードバックも貰いましょう」と相田が呼びかけると、情報解禁の収録でもインタビューを受け、今日のイベントにもスタッフとして携わった学生が登場。Rain Treeを「100点満点の中で言うと、95点!」と評した。足りなかった5点の理由を問われると、「三四郎さんの勢いに負けてしまっていたんじゃないかな?」と説明。相田・小宮も頷きながら「(Rain Treeの)ポテンシャルがすごいからそれを全て出して欲しかった、ということだね」と愛のある言葉を返した。相田は自身の94点について「(残りの)6点は、これから先徐々に埋めていってください」とメンバーを鼓舞。小宮も「今度会う時までにね」と付け足した。フィードバックが終わり、三四郎とはここでお別れ。小宮が「94点・95点となりましたけども、ここまでの公演は皆さん100点でしたよね?拍手!!」と、客席のリスナーとともにRain Treeを称えて締め括った。
イベントも終盤、会場である日本工学院専門学校の学生企画『年末ジャンボRain Treeスクラッチくじ』のコーナーへ。イベント当日の音響・照明・舞台・運営も、同じく日本工学院専門学校ミュージックカレッジ コンサート・イベント科の現役学生がスタッフとして担当した。
くじの内容は、来場時に配付されたスクラッチカードをコインで削り、出た絵が揃っていればそのパターンごとにA賞・B賞が1名ずつに当たる、というもの。はじめにA賞の当選者が推しメンバーを尋ねられると、「佐藤莉華!」と回答。すると、その場で佐藤が首にかけていた手作りネームプレートにサインを入れてプレゼント。続いてB賞当選者の推しメンバー・遠藤莉乃からもネームプレートが贈られた。
いよいよエンディングへ。今回もイベントが盛りだくさんだった公開授業を振り返る。念願の三四郎との共演を叶えることができた市原は「超楽しかったです!幸せなラジオでした!前回超えた!!」と嬉しさを露わにした。序盤の“電波”対応が随所で採用されていた永瀬は「いやあ、これは私ラジオの才能あるかもなあ!?」と誇った。
「最後にもうちょっとだけ、Rain Treeの曲を歌ってもいいですか?」と綾瀬。3rdデジタルシングル収録曲「元気予報」、「好きだよとどっちが先に言うのか?」をそれぞれカップリング曲メンバーと表題曲メンバーが披露して、2回目となる公開授業は修了。番組1周年を目前に控えた今回の公開特別授業を経て、またひとつ成長したRain Treeが挑む今後のラジオパーソナリティ修行もお見逃しなく。
(レポート:日本工学院専門学校 コンサート・イベント科 谷口夏規)

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