7月28日はなにわの日。
「な(7)に(2)わ(8)」の語呂合わせが由来で、大阪市浪速区が制定した記念日です。


アニメやゲームには、特定の地域で使われる方言で喋るキャラクターがよく登場します。漫才やバラエティ番組でお馴染みの関西弁をはじめ、登場人物が喋る方言はさまざま。共通語とは異なる言葉やアクセントを持つ方言キャラは、作品を豊かに盛り上げてくれます。

そこでアニメ!アニメ!では「“方言”キャラといえば?」と題した読者アンケートを実施しました。7月12日から7月19日までのアンケート期間中に663人から回答を得ました。
男女比は男性約30パーセント、女性約70パーセントと女性が多め。年齢層は19歳以下が約70パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。

■関西弁キャラがワンツー!

第1位

1位は『名探偵コナン』の服部平次。支持率は約12パーセントでした。

「西の高校生探偵なだけあってコテコテの関西弁が印象的。標準語と関西弁の違いから犯人を見破ったエピソードが面白かった」や「幼馴染の遠山和葉との関西弁でのやり取りがコミカルで、いつも笑ってしまいます。よくケンカをする二人ですが“オレの和葉に何さらしとんじゃ!!!”といざとなったら助けてくれるところもグッとくる」と軽快なトークからドスの効いた怒鳴り声まで人気を博しています。
「関西弁のイメージが強いですが、英語もネイティブレベルの綺麗な発音です」と実は英語も得意な名探偵がランクインしました。

第2位

2位は『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』の白膠木簓。支持率は約8パーセントでした。

白膠木簓はオオサカ・ディビジョン代表のどついたれ本舗のリーダー。「日常的に関西弁を使っていて、東京の言葉を“関東弁”と呼ぶところが“オオサカ”キャラって感じがします!」や「漫才師ということもあって、いつも大阪弁でボケているイメージ」、「声優の岩崎諒太さんも大阪出身なので、ノリがまさに大阪人! 曲中でも方言やオヤジギャグで韻を踏むなどオオサカ感満載で大好き」と芝居だけでなく歌声でも関西弁を駆使するキャラクターが上位に入っています。

第3位

3位は『銀魂』の坂本辰馬。支持率は約6パーセントでした。

快援隊の社長・坂本辰馬は土佐弁を巧みに操る人物です。「語尾の“ぜよ”がインパクト強くて、笑い方も豪快で面白い」や「バリバリ土佐弁のせいで、副官の陸奥ちゃんにまでうつってしまうほど。私も影響されてたまに使います(笑)」、「細かいことを気にしないところが喋り方からもよく伝わってきます」と土佐弁が豪放磊落な性格にマッチしているという意見が届きました。

そのほかのコメントをご紹介!

ゾンビランドサガ』源さくらには「佐賀弁の中でも北部に位置する唐津弁を話すアイドル。“どうしよう”という意味で“どやんす、どやんす”と困っているところが可愛かったです」。

アイドリッシュセブン』十龍之介には「酔ったときや怒ったときに出るウチナーグチ(沖縄語)が好き。字幕などは表示されないので、いつも半分くらいしか意味がわかりませんが……」。

うる星やつら』ラムには「語尾の“だっちゃ”はあまりにも有名。仙台弁っぽい感じもしますが、ラムちゃんの場合はむしろラム語と言った方がいいでしょう」。
弱虫ペダル』鳴子章吉には「赤髪で八重歯の時点ですでに目立っているのにチーム唯一の関西弁! 明るくてポジティブな鳴子くんからいつも元気をもらっています」と秋から新作が始まるタイトルにも投票がありました。

今回のアンケートでは関西弁のキャラクターが目立つ結果に。また、主人公は少なく、ライバルや敵役ポジションのキャラが多いところも特徴となっています。
■ランキングトップ10

[“方言”キャラといえば?]
1位 服部平次 『名探偵コナン』
2位 白膠木簓 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』
3位 坂本辰馬 『銀魂』
4位 生駒達人 『ワールドトリガー
5位 宮侑 『ハイキュー!!
6位 犬山あおい 『ゆるキャン△
7位 市丸ギン 『BLEACH
8位 麗日お茶子 『僕のヒーローアカデミア
9位 影片みか 『あんさんぶるスターズ!』
10位 今吉翔一 『黒子のバスケ
10位 エペル・フェルミエ 『ディズニー ツイステッドワンダーランド』
10位 鳴子章吉 『弱虫ペダル』

(回答期間:2022年7月12日~7月19日)

■ランキングトップ20

[“方言”キャラといえば?]
1位 服部平次 『名探偵コナン』
2位 白膠木簓 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』
3位 坂本辰馬 『銀魂』
4位 生駒達人 『ワールドトリガー』
5位 宮侑 『ハイキュー!!』
6位 犬山あおい 『ゆるキャン△』
7位 市丸ギン 『BLEACH』
8位 麗日お茶子 『僕のヒーローアカデミア』
9位 影片みか 『あんさんぶるスターズ!』
10位 今吉翔一 『黒子のバスケ』
10位 エペル・フェルミエ 『ディズニー ツイステッドワンダーランド』
10位 鳴子章吉 『弱虫ペダル』
13位 国木田花丸ラブライブ!サンシャイン!!』
14位 東條希 『ラブライブ!』
15位 鯉登音之進 『ゴールデンカムイ
15位 サシャ・ブラウス 『進撃の巨人
15位 平子真子 『BLEACH』
15位 マリィ 『ポケットモンスター
19位 十龍之介 『アイドリッシュセブン』
20位 古賀朋絵 『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』

(回答期間:2022年7月12日~7月19日)

※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
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