クリエイティブチーム・AC部(安達亨さん&板倉俊介さん)といえば、本作では異様な世界観が謎の中毒性をもたらす永遠の新コーナー「ボブネミミッミ」を、第1期から手掛けていることでお馴染みです。「ライジング・ヘル ヘルシェイクの矢」では、第1期第7話「ヘルシェイク矢野」で話題を呼んだ、おふたりの実写出演による“高速紙芝居”の続編と思われる謎の男ヘルシェイク矢野の新規エピソードが、まさかの全編でおくられました。
Aパートでは、ポプ子役とヘルシェイク矢野役を板倉俊介さん、ピピ美役とマネージャーほかすべてのサブキャラクター役を安達亨さんが務めました。オープニングから実写で登場したおふたりは、そのまま全編にわたって出演しながら、エンディングに至るまで“高速紙芝居”を操演し切ってしまいます。まさかの展開に「まさかのオールAC部wwwwww」「ボブネミミッミとかいうAC部の毒に侵されて全身AC部に支配されてんじゃん……」「AC部一色のキャストとスタッフ」「AC部がヘルシェイク矢野で全編やり切りやがったw」と、笑いと驚きの声が上がりました。
続くBパートでは、実写出演したAC部のおふたりによる“高速紙芝居”の操演にアテレコする形で、山寺宏一さんがおひとりで全役を演じました。
全編が実写で“高速紙芝居”という異例のエピソードになった第7話。唐突に差し込まれた「ちょっと面白い楽器店あぽろん」は「あぽろんマジである店舗じゃねぇかwwww」「※新潟にあぽろんという楽器店は実在します」などのツッコミが飛び交ったように、新潟県に実在する楽器店ということで、これが今回の企業コラボパートだったようす。ほかにも『ストリートファイター』、『あしたのジョー』、『ゼルダの伝説』などの露骨なパロディがあったりと、細かなところも見どころ満載でした。
『ポプテピピック TVアニメーション作品第二シリーズ』
(C)大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード