自動運転で運用されるタクシー「ロボットタクシー」の時代が来たら、車内サービスはどのように変化すると思いますか? そんな疑問、そしてロボットタクシー時代の価値あるサービス提供を模索しているのが、タクシー配車アプリでおなじみの「S.RIDE」です。
今回、人気アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」とのコラボレーション車両を使った実証運行をするとのことで、実際に乗車体験も含めて取材してきました。
ロボットタクシー時代は車内エンターテインメントが必須
S.RIDEではロボットタクシー時代を見据え「充実した車内エンターテインメントを考えるべき」と、今回の実証運行の企画がスタートしたそうです。すでにタクシーでは車内広告やニュースなどが流れるようになっていて、運転手さんとのコミュニケーションが少なくなってきていますが、ロボットタクシーで人間の運転手が同じ空間に居なくなった場合、つまり車内での会話が完全になくなった時に何か新しいものを提供できるのではないか? という想いが「車内エンターテインメント充実」という発想へと繋がったそうです。
中国などではロボットタクシーがすでに運行されていて、そこではカラオケなどが人気コンテンツとなっているとのこと。運転手さんが居ない空間になることで、気を使わなくなり車内エンターテインメントへの没入感がより強まるそうです。
3D映像×音×香りで「ぼっち・ざ・ろっく!」の世界観に没入
この没入感に注目し、現在はさまざまな車内エンターテインメントの可能性を模索中ですが、今回は人気アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」とコラボレーション。裸眼で楽しめる3D映像を立体音響とともに再生し、シーンに合わせた香りを漂わせるなど、車内空間だからこそ実現できるオリジナルのエンターテインメントを提供する車両となっています。
実証運行は4月3~5日に行なわれ、「ぼっち・ざ・ろっく!」が参加するフェス会場周辺で運行されたため、多くのファンが乗車しました。
ちなみに「ロボットタクシー時代」と記事中で表現していますが、自動運転に関する実証実験も今回の運行で行なわれています。ムービーズという金沢大学発のスタートアップ企業が自動運転の技術を提供していて、複数のカメラやレーダー、LiDARを搭載しています。
なお、実際の運行中は基本的に自動運転でしたが、安全のためにすぐ操作できるように運転手が乗車した状態でのテストでした。
色んなコンテンツ提供を期待してしまう!
筆者も実際に試乗しましたが、これまでにない車内エンターテインメント空間であったことは間違いありません。香りも含めた演出はまさに五感を刺激されるものでした。
また、自動運転の精度も高くスムーズな走りで、裸眼で視聴する3D映像に集中でき、「自動運転によってクルマ酔いをしてしまう」「車内でのエンターテインメントに集中できない」といったことはなさそうです。なお、試乗してみると「運転手さんがいる既存のタクシーでも、このサービスはプレミアムなタクシーとしてアリ」とも思えました。
今回は「ぼっち・ざ・ろっく!」とのコラボレーションでしたが、車窓から外が見えることを考えると、聖地巡礼ツアーのようなコンテンツとの相性もよさそうだと感じました。
S.RIDEとしても提供していく車内エンターテインメントのコンテンツは模索中とのことなので、この記事を見て気になった企業さんはぜひ声をかけてほしいとのこと(今回の「ぼっち・ざ・ろっく!」コラボレーションは大盛況だったとのこと)。
平均18分と言われているタクシーでの移動、そこにどんな楽しみが提供できるようになるか、移動時間に付加価値をつける……そんな体験価値がタクシーでも広まりそうです。
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