パ・リーグ 楽天7―9西武(25日・楽天モバイル最強)

 西武が逆転勝ちで楽天戦は今季初勝利。日本ハムを抜いて4位に浮上した。

4番手・篠原響投手(19)がプロ初勝利。新外国人でWBC台湾代表の林安可(リン・アンコー)外野手(28)が来日最多の3安打4打点と大暴れした。

 2月には侍ジャパンのサポートメンバーに選ばれ、ソフトバンクとの強化試合で先発マウンドに上がった篠原。この日は5―5の7回に4番手として登板すると、小郷を一邪飛、小深田を中飛、村林を二ゴロで3者凡退に封じた。最速156キロを計測し、13球のうち12球が直球と真っ向勝負でねじ伏せた。すると、直後の8回に西武は渡部が決勝の適時三塁打を放ち、カナリオの左前適時打、林安可の2号2ランで一挙4点を勝ち越した。

 篠原は24年ドラフト5位入団の高卒2年目。ルーキーイヤーの昨季は2試合で0勝1敗、防御率10・29とプロの壁にはね返されたが、2年目はリリーフとして輝きを放っている。6試合で1勝1敗3ホールド、防御率1・69、奪三振率11・81。ドラフト下位指名、高卒2年目に救援でブレイクといえば、ドジャース・山本由伸投手(27)と重なる部分がある。身長も同じ178センチ。将来的には先発として球界のエースに育つ資質は十分だ。

 試合後のヒーローインタビューは以下の通り。

―初勝利。

「本当は去年したかったんですけど、今年こういう形になって。でも初勝利できたことはすごくうれしいです」

―勝利を呼び込んだ。

「野手の人がすごい打ってくれたので、安心して試合を見てられました」

―記念ボールは?

「去年親にあげられなかったので、親にまずあげたいと思います」

―誰に報告したいか。

「まずは親に今までありがとうという気持ちを伝えるとともに、ボールを渡したいと思います」

―今後へ向けて。

「ライオンズのリリーフは12球団でも一番いいと思うので、その一員としてチームの勝利に貢献できるように頑張ります」

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