世界で活躍する国産自動車メーカー。その中には日本で販売していないクルマは数多くあります。

今回、日本で販売していないマツダ車に乗る機会があったので、紹介します!


【CX-90】威風堂々のフラッグシップ

「日本でも売って!」マツダの海外専売SUV&EVを試乗して見えた、仕向地ごとの見事な味付け

 まずは北米向けに開発されたCX-90。その名のとおり、CX-60やCX-80が属するラージ商品群のトップエンドモデルであり、マツダのフラッグシップモデルになります。北米での販売価格は5万7270ドル(約900万円)とのこと。


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 CX-80も大きなSUVですが、CX-90はさらに大きく、全長5100×全幅1994mm。「お前はランクルかメルセデスGLEか?」と思うほど。CX-80よりもフェンダーが張り出しているようで、それが威風堂々という印象を与えます。フラッグシップは偉そうでないとね!


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 車内はCX-80に似ているのですが、大きいだけあって中は広々。3列目もゆとりがありますし、2列目もゆったり快適。


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 1列目もCX-80に似ているのですが、さらに幅が広いのでゆったりゆったり。体がアメリカンサイズの筆者は、一発で気に入ってしまいました。


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 エンジンは3.3Lの直6ガソリンターボ。最高出力340馬力を誇ることもあってか、静かでトルクフル。振動も少なく「このエンジンでスポーツカーを作ってよ」と思ったのは言うまでもありません。


 走りも威風堂々。CX-80よりも落ち着きがある乗り心地で好印象。どこかグランドチェロキーと似たところがあり、日本で売られているマツダ車とは一線を画す、輸出元に合わせた乗り味に仕上げているところに感心しました。


【CX-50】このエンジン音、どこかで聞いたことがあるゾ

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 続いてCX-50。こちらも北米向けの車両として開発された、オフロードやアウトドアを意識したクルマです。価格は4万2540ドル(約666万円)。


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 こちらは5人乗りということもあり、全長は4720mmと普通のミドルクラスSUVサイズ。なのですが、全幅は1920mmとCX-60よりも30mm幅広。アウトドアテイストを強めた意匠は、確かに日本で販売するマツダ車にはないものです。


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 感心したのは荷室の広さ。とにかくデカく背が高い! アウトドアを好む人向け、という話に納得です。


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 室内は若々しさとマツダらしさが同居した印象。幅広ボディーなので、CX-60と同じくらいの広さがあります。


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 エンジンは2.5Lの直4ハイブリッド。マツダって2.5Lの直4ハイブリッドを作っていたっけ? と思いながら乗ってみると……、これが愛知県産ハイブリッドと同じ音がするではありませんか! でも、アクセルのフィールや回生ブレーキの感じはマツダそのもの。足回りセッティングはCX-60に似ていますが、こちらの方がもっと柔らかい印象です。CX-60とは異なる個性に、コレはコレでアリだぞ、と。


【EZ-60】コレ、マツダ車なの? 異彩を放つ1台

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 最後に乗ったのは、ものすごく近未来的なデザインのEZ-60。電気自動車(BEV)です。販売先は中国だそうで、お値段は日本円で約389万円! 激安じゃないですか!


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 長安汽車との協業で作られたそうで、バッテリーやモーターは中国産なのだそう。ボディーデザインと走行フィールなどをマツダ色に染め上げたのだそうです。


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 驚いたのは、あちらこちらにエアロっぽいパーツがついていること。空力大好きな人には絶対に刺さるものばかりです。


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 室内も近未来的。特に大型のディスプレーはほかのマツダ車にはない意匠です。しかも、ドアミラーがなんとカメラ式! モニターがドアについているので、視認性は正直悪いのですが、話によると「中国では、こういう先進的な装備がないクルマは売れない」のだそうです。

これらがついて約390万円。儲けはあるのか? と心配になります。


 足回りは確かにマツダっぽい動き。感心したのは回生などの制御で、実に穏やかな動きをします。違和感を覚えたのはハンドルやアクセル、ブレーキなどがとても軽いこと。どうやら中国のユーザーはそういうフィールがお好みなのだそうです。


【まとめ】日本未発売モデルに触れる機会が必要

 以上、日本未発売の3モデルをご紹介しました。これ売ればいいのに、と無責任に思ったのは言うまでもありません。ですが、右ハンドルにするといった仕様変更であったり、大きくて売れないでしょ、とか色々あって難しいのだそう。


 たとえばマツダのファン感謝祭とかで試乗できたら楽しいと思いますし、触れたらもっとマツダが好きになるかも。そういう機会が増えることを願ってやみません。


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